2014/2/12
「さよなら、ぼくのひみつ」漆原智良・編著 読書感想


「いちご肌のふたり」は、アトピー対策をイチゴに喩えた
鋭く優れた感覚の女医作家の作品。
「作ろう安全マップ」は明日にでも実行できそうなリアリティと
実用性の高い作品。
このまま補助教材として使えそうな、まっすぐ子供たちの身にな
る古式ゆかしい童話集です。

2013/8/13
『H.G.ウェルズの予言された未来の記録』五島勉 読書感想
五島勉の最新刊が出たのを知って急遽取り寄せた。
今回は、H・G・ウェルズの小説を予言として捉えたもの。
五島勉といえば、と学会登場後はトンデモ本大家のように扱われ
ているが、私は優れた作家としてみているので、どうでもいい
ことなのだ。
今回も、細部にホンマかいなと首を捻る部分があるものの、
一人突っ込みや、焦らしで、グイグイ引き込む構成は見事としか
いいようがない。
齢84歳でここまでの仕事ができるのは恐れ入る。

2013/6/17
ランチュウ作品集2(同人誌) 読書感想
ランチュウ作品集2

季節風に紹介されていた「鬼子の火」(作・鏡六花)を読む。
作者の人格に、宮沢賢治にも似た高潔さを感じた。
ラストシーンの台詞はその崇高な魂から出てきた
本物の言葉で、心打たれた。
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季節風に紹介されていた「鬼子の火」(作・鏡六花)を読む。
作者の人格に、宮沢賢治にも似た高潔さを感じた。
ラストシーンの台詞はその崇高な魂から出てきた
本物の言葉で、心打たれた。
