1. まずはこちらがT社 Flak38(単品)の箱のイラスト

画像が小さく見づらいかと思いますが、フィールドキッチンの御者が乗る部分に20mmFlak38を連結しています。単装砲だからできるワザでしょうね。
2. グランパか何かで読みましたが、一線級の部隊でも歩兵師団を中心に師団砲(105mm榴弾砲や15cm歩兵砲の3tクラス)は4頭だての馬匹牽引をしていたそうです。
いかにもドイツ軍が全部自動車化していたように見えるのは、そういう部分の記録映画が多く残っているためで、明らかに「電撃戦」を宣伝するためのプロパガンダです。
ちなみに、牽引車で曳く場合と馬匹牽引の場合では、砲自体の車輪が異なっており、自動車用はラバータイヤでリムはスチール製なのに対して、馬匹牽引の場合は木製スポークやアルミ製の車輪だったりします。
そのため、後者を自動車で牽引すると壊れてしまうため、専用の台車に砲を丸ごと載せて運搬している写真も見た事があります。
(Alanホビーの15cm歩兵砲は木製スポーク、最近出た銅鑼の同砲はスチールホイールの様です)
ちなみに戦前は10cmカノン砲クラスまで馬で牽くために、砲身と砲架を分解してそれぞれ専用の台車で運搬したそうです。
なお、山岳地帯では、山砲といって、野砲を分解可能な軽砲架に載せたものを使用しています。
そのため、輸送には分解してロバに背負わせたりしています。(動物シリーズの伏線(w))。

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