銅鑼 1/35のクーゲル・ブリッツです。
今日は久々に土曜日の午後が空いたので、シャーシを弄り、排気管を除いてほぼ組上げました。
《銅鑼IV号お約束の上部転輪の取付け》

銅鑼/GSIクレオスのIV号車体は、上部転輪が3個と4個のコンパチになっていて、筋彫りに従って取付けるようになっています。今回は4個にするため、3個用の筋彫りを埋める作業をしました。
今回からは、T社光硬化パテを使い、爪楊枝で必要な部分のみに埋め込んでからリューターで仕上げましたので、かなりの時短になっています。
《中期型車体の想定?》

IV号J型車体は最後期型になると、シャーシの側面板が前面版よりも前に突き出し、アイプレートが一体になっていますが、このキットの指示では、前期・中期型と同じ牽引具が付いた形になっています。前面パネルの上部に切り欠きがあるので、後でパテ埋めをします。
《後面パネルもリニューアル版?》

リニューアルというほどのことではありませんが、後面パネルにつく冷却水交換用パイプの蓋の部品がついていました。(確かこのキャップの部品が無いキットもあった記憶があります。多分IV号の旧版)
概ねここまでで3時間ほどの作業でした。「新金型」ということになっていますが、旧版で省略されていた部分をGSIクレオスのIV号ラングと共通のランナーを入れて補った形になっていました。
今回注意した点は、転輪のボギーをダボに合わせて接着すると転輪が波打ってしまうのでダボを少し切り取り、転輪の車軸が一直線に並ぶように調整したことくらいです。それと、後面パネルにつく牽引具の部品がインストにも記述があるのですが、ダボを削る必要があったことです。今回のキットはプラが柔らかいのでこのあたりの削り作業は難しくはありませんでした。
ただし、今日少し悩んだのが、フェンダーの穴開けです。このキットの車体上部はフェンダーの裏に隠し穴が沢山あり、車種に応じて裏からOVM固定用の穴を開けるようになっています。
ところが、インストに描いてある以上に隠し穴があり、どれがどれだかわかりません(T_T)。
実際に取付ける部品に合わせて、現場合わせで穴を開けていくしかなさそうです。
(OVM類の取付けクランプをアフターパーツに替える方にはこの方が穴埋めの手間がなく便利なのだと思います。フェンダー表面には滑り止めのモールドがあるので、穴埋めよりも穴開けの方が楽なハズ)
車内に見えているボルトは、台に固定する際に使用するもので、ナット部分をプラ角材で留めてあります。

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