ふたたびスハマソウ  植物

今日は雨の予報ですが、ほんのおしめり程度の降りで、期待外れかもしれません。
乾燥状態が続いていたので、山も埃っぽく、杉の落葉など踏むと埃の舞い上がるのが見えるほどです。今日の雫はかなり汚れていると思うので、今日は山入りを休むことにしました。


昨日出会ったスハマソウを眺めることにしましょう。
昨日は目指す山頂が分かっていたので道も沢も迷わずに進みました。

杉林を進み、ふと気づくと足元の杉の落葉のまにまに転々と見える緑。
これはスハマソウ!!
スギやヒノキの落葉は厚く重なり、それを除けてみても花をつけているものはまったくみつかりません。

気持が沈んでしまいます。

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スギ、ヒノキを植林する以前はこのあたり一面にスハマソウ群落が広がっていたのでしょう。
春先には淡雪を降らせたように白い光景が広がっていたんだろうな。
夏は緑濃い葉が雑木の根元をおおっていたんでしょうね。

繁殖器官のない個体を標本のために採集するのはもったいない感じがします。
もう少し歩きまわれば、ふさわしい個体に会えるかもしれません。

そう考えて期待もなく先に進むと、まもなく可愛い花が散らばり始めました。
気落ちした後だったので思いがけない展開に舞い上がってしまいますw。

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それに淡いピンクのガク片を持つ株があります。
一見白のガク片も本当にうっすらとではあるが、ピンクがかっているのがけっこうあります。

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光の射しこみ加減や水の加減か、昨日の群落より葉の緑が美しい。
あるいは頭上高くそびえるモミやスギのおかげで、霜にあたらないせいかもしれません。

一仕事終えた気分でお茶を飲んでいたのに、気が変りました。
せっかくだから周辺を探索し、昨日確認したあたりまで見てから帰ろうかな。

歩いていてふと気づくと、この光景。
一瞬、把握できないまま驚いていましたw。
混乱状態ですねw。

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スハマソウだ〜というふうになるまで、5秒くらいかかったかもしれませんw。
あたり一面がスハマソウで埋めつくされています。

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杉が伐採された所と伐採されていない境界近くから撮影した写真。

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杉は倒されただけで放置状態です。

写真では見えないかもしれませんが、スハマソウは近くが伐採されて明るくなったスギの林床や、倒されて放置状態のスギの隙間にもびっしり顔を出しています。

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人間のやることのあまりの雑さ加減に失望してしまう光景です。

この生育地のガク片は6枚から8枚。葯は確認できた限りでは白ばかりでした。

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昨日は風がほとんどなかったので、まあまあの写真がとれました。
シュンランやナガハシスミレ、ウグイスにも出会い、楽しい一日になりました。

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車に戻って鍵をさがしていたら、突然パラパラと音たてて雨が降ってきました。
嘘のようなタイミングです。

雨を喜ぶスハマソウを想いながら帰ってきました。
Mさん、本当にありがとうございました。







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