野崎湿地  震災・災害

1月7日午後4時ころの野崎湿地です。

この湿地はヒヌマイトトンボの棲息で知られていますが、津波後の棲息は確認できていません。

もともとは大森山の裏手の湿地と呼ばれていましたが、野崎さんという方が所有していたので、いつのまにか野崎湿地と呼ばれるようになりました。
数年前、相馬市に寄贈されています。

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野崎さんが相馬市に寄贈したいきさつは定かではありませんが、その時はヒヌマイトトンボの生息地として大事に保全されてゆくのだと、私は思っていました。

しかし現在、この湿地は写真右奥から、大規模な埋め立て工事が進行中です。

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この湿地の環境は潮の干満による水の増減が重要な役目をにない、特異な環境を作っていましたが、潮の出入りは完全にふさがれています。

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一見、以前のような風景が広がっているのは、上流側からの水も流れ込んでいるでしょうが、近くの運河の埋め立てによるオーバーフローが起きているからです。

以前は湿地と浦を隔てる水門が水を管理していましたが、オーバーフローで落ち込んでくる水量が湿地を満潮時の状態にしているのだと思います。

水鳥が遊ぶ似たような風景でも、干潮時の状態は現在は起きようはずがありません。

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津波前、この地点には松川浦の環境の案内などをするサポートセンターが建てられたばかりでした。
修復されて現在も残っておりますが、その入り口はこのように水没しています。

この地点の環境を象徴するすばらしいデザインに見えますが、決してこのような設計なのではありませんw。

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下水道のポンプ場が建設されるようです。

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サポートセンター周辺は街中の児童公園のように整備され、被災地に寄贈されたスイセンなどが植えられたようです。

野崎湿地の埋め立てが進むとして、似たようなデザインの公園化が予定されているのでしょうか。

松川浦のような希少動植物が残る特別な環境は、天然のままに置くのが市民への一番のサービスだと思うのですが。





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