ウミミドリ  植物

昨日午前は暑かったですね〜。
体があの暑さを覚えていて、思い出しただけでもあの緊張がぶり返しそうですw。

昨日は相馬地方の津波跡地に入り、さまざま、稀少植物を案内していただいておりました。

ガマ類など背の高い草に埋もれての観察なので、窒息しそうなほど暑かったです。
それに気がつけば、ガマ、ヒメガマの花粉まみれでまっ黄っ黄になっていましたw。

ホザキノフサモ、タコノアシ、チャボイ、ウミミドリ、アズマツメクサ、ミズアオイ、コウキヤガラなどなどの絶滅危惧種が、数か所にわたってかなりの株数で生育していました。
かなりの株数って、たとえば数百、数千単位ということです。

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震災は辛い体験ですが、一方で自然が自らの領分を一瞬で元に復した事実に驚かされもしました。

波打ち際の地形は一瞬にして100年前200年前どころか、2000年前くらいに戻されました。人間が海を押しやる以前の地形に戻されてしまったわけです。

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そしてそこには人間活動によって失われてしまった様々な植物が息を吹き返しています。
トンボや魚、底生動物もおそらくぎっしり生活するようになっているはずです。

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そのなかから今日はウミミドリ(サクラソウ科)をご紹介しております。
福島県では海岸防波堤工事、海浜公園工事などで湿地が埋め立てられ、すでに震災前に姿を消してしまっていた植物です。

私も初対面です。

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すでに花は最終盤で、種子が形成されていました。

せっかく数十年ぶりで戻って来たウミミドリですが、人間は再び葬り去ろうとしています。
種子を採取しておき、開発が済んだ頃にこの地に戻してあげようかなとも考えています。










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