トウダイグサ  植物

トウダイグサやノウルシが明るむ季節ですね。

福島県のレッドデータリストではトウダイグサは「稀少」、ノウルシは「絶滅危惧U類」ですが、相馬地方ではトウダイグサの方がより生育地が限定されています。

相馬市にも見事な群落がありますが、南相馬市にも1か所群生地があります。

田んぼの畦に群生しているのですが、南相馬市では原発事故後、地区によらず水稲作付を一斉に休んでいます。

したがって、年に3〜4回行われていた畦の草刈りもされなくなり、されても1回きり。

背丈を伸ばしたチガヤが刈られないまま冬を迎え、田植え時になっても刈られなくなってしまうと、背丈の低いトウダイグサの生活環境はとたんに悪化します。

2013年4月15日撮影
クリックすると元のサイズで表示します

立ち枯れ状態になったチガヤは、たとえ刈られても春のこの時期になっても腐らず、トウダイグサの上に重くのしかかったままになってしまいます。

昨年はそんな状態でトウダイグサの生育はかなりまばらでした。

今年は枯れたチガヤが立ったままで、やはりトウダイグサには苦しい状況です。

この群生地はさらに市道拡幅工事が進んでおり、運命はあわやというところです。
昨日、土木課におもむき、事情を説明してきました。

トウダイグサ群落の表土を一時現場近くに移しておいてもらい、工事終了の段階であらたに築く畦の一番上に載せてもらうことにしました。

南相馬市では来年からの水稲作付再開の見通しが優勢ですから、もしかしたら元気なトウダイグサの村も復活するかもしれません。

2013年2月22日撮影
クリックすると元のサイズで表示します

写真右側の枯葉色の畦がトウダイグサ群生地。
今年度の早い段階で新しい道路ができあがるそうです。

スモモ  植物

車はすぐには止まれませんw。

ずいぶん白い花のサクラ(ヤマザクラのこと)が目に入ったが、通り過ぎてしまい、撮影しようかどうか迷っている間に1km近くも走ってしまいました。

後で絶対後悔すると思い、戻ってみたらサクラではなくスモモでした。

クリックすると元のサイズで表示します

しかもかなり老齢です。

今でも実をつけているのでしょうか?

今年は確かめねばw。
なっていたら1コくらい食べてみようかな。

国道115号線沿いに立っています。

ヤマザクラ  植物

相馬地方のヤマザクラは今日あたりで花衣をすっかり脱ぎすてるかもしれませんね。
いよいよ新緑の季節到来ですね。

満開を迎えたヤマザクラは、うっすらと萌え始まった新緑の中に白い霞が濃く薄くたなびいているようで、なんとも美しい。

見おさめというわけでもないですが、ついつい目が行ってしまいます。

クリックすると元のサイズで表示します

相馬地方のヤマザクラの本数はかなり多く、そのほとんどの株は実生であると考えています。

同種間では種子を作れないソメイヨシノと違い、ヤマザクラの小さなサクランボの中には優秀な種子があり、しかもうまい具合に根を下ろす確率も高いのです。

南相馬市では原発事故後、放射能の除染や汚染されて販売できなくなった杉林の伐採などがひんぱんに行われています。

クリックすると元のサイズで表示します

伐採後の様子を見に行くと、最初に入り込むタラノキやニガイチゴ、ノイバラなどトゲを持った植物に混じって、ヤマザクラがたくさん出ています。

セシウム137が半減する30年後、里山ではヤマザクラが大繁栄しているかもしれません。







AutoPage最新お知らせ