2006/6/26

PAPA  音楽

10年以上も前のことなのに、
さわやかな日曜日の朝だったことをはっきりと覚えています。

出かける準備をしていて偶然耳にしたラジオの話です。



とあるクラシック音楽の番組に出演していたゲストの話が
あまりにも面白くて、ラジオの前から動けなくなってしまいました。

声だけ聞いてると、粋で小癪な 『不良中年』 って感じ。
どんな顔したオッサンなんやろ ・・・



内容は、学生時代のオーケストラ合宿の思い出話でした。


 ◆顧問の先生はとても厳しかった
    
 ◆でも風呂場でイタズラするのが流行った

   ↓

 ◆湯船を男女別に隔てる壁に水面から数センチ隙間アリ

 ◆湯船に顔の下半分を浸けて女風呂を覗く輩が出現

 ◆顔の下半分だけ赤くのぼせた男子学生が続出

   ↓

 ◆先生に知られる
 
 ◆学生ピンチ

   ↓

 ◆先生、風呂場に現れる

 ◆学生、死ぬほど怒られる覚悟を決める

   ↓

   ↓

   ↓

 ◆先生、空の洗面器に顎を突っ込んで湯船に沈む



  「お前たちは要領が悪いな ・・・もっと頭を使え」




 
ひとりで聞いてたのに大爆笑してしまいました。

とりあえず箇条書きで内容だけ挙げてみたけど
実際はゆっくりと間を取った軽やかな語り口調で、
もう聞いてて惚れ惚れするほど素敵でした★





で、誰だったんでしょう、彼 ・・・





私が 『不良中年のオッサン』 と軽々しく言い放っていたのは

朝比奈隆 という人物であることが判明しました。



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むっちゃ偉い人やんか!!!

 



ラジオの本題なんですけど、実は、
彼がベートーヴェンの交響曲を1年に1曲ずつ指揮していくという
ライフワークとも言うべき壮大な内容の告知だったのです。

嗚呼、それなのに ・・・ (笑)





ラジオで偶然耳にした彼の短くも楽しい余談は、
私の審美眼や人生観を養うための大きな糧になりました。

本当に偉大な人ほどエラそうな振る舞いはしない、って分かると
見えてくる人間関係はたくさん有りそうだ ・・・
(昨日お話した岩城宏之さん、しかり)



彼のことが大好きになった私は、
勝手に 『朝比奈パパ』と呼ぶようになりました。

もちろん、ただのファンの一人です。
実際にお会いしたことはありません。
とうとうお会いすることは出来ませんでした。

でも ・・・
粋で小癪なゴッド・ファーザーって、私の父と被るのですよ。
ちょっとだけ、ね♪




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