2007/9/6

KING of HIGH C  音楽

自慢じゃないけど、私はほとんど飛行機に乗ったことがありません。

母が極端な心配性で、私が飛行機に乗るのを嫌がったせいもあるけど、
(日航機墜落事故のあと、父の北海道旅行を陸路で行かせたような人)
基本面倒くさがりの私は飛行機には向いてない気がしないでもない。。。

今日は、そんな私が珍しく飛行機に乗ったときに出逢った
音楽のお話をしてみることにしましょう。



東京行きの飛行機の中のこと。

飛行機に慣れていない私には機内の何もかもが珍しくて、
静かなハイテンション状態になっていました。 (一応大人)

離陸のハイスピードも窓の景色もひととおり楽しんで
機内に興味が移ったところで、身近におもちゃを見つけた私。

座席備え付けのイヤホンで聴く音楽プログラムです。

旅行のワクワク気分も手伝って普段縁のなさそうな音楽を
聴くことにしました。 (落語とどちらにしようか迷った)


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ルチアーノ・パヴァロッティプラシド・ドミンゴホセ・カレーラス

『3大テノール』  です。


当時鳴り物入りの企画だったので名前は知っていたのですが、
実際の音を聴いたことはありませんでした。

「飛行機でオペラの名場面を聴くって素敵かも★」という
未知の文化度向上(ちょっとミーハーな)気分も手伝って、
『3大テノール』のチャンネルを選択することにしたのです。



聴いてみて思いました。


この凄さは何だろう。

華のある艶やかな声と豊かな声量は、テノール歌手の独壇場かも。

しかも、楽しそうだなぁ♪

機内アナウンスが邪魔。 機長、静かにせんかい!(ばく)



難なく歌われていて気付かなかったのですが、ある曲について、
”男の人がこの音程をこの声量で歌えるのはスゴイ”ことだ
ということが、プログラムの解説書を読んで分かりました。


パヴァロッティ 『連隊の娘』 、ハイC(高い”ド”) です。 


どれだけ声出る人なんだ、一体。


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きらめくような張りのある歌声・・・

聴き返しながら鳥肌が立って、ふと涙ぐんでしまいました。

畏怖、に近い感情だったのかも知れません。

イタリアの陽気な逆さ絵っぽい顔のおっちゃんとか思ってたのに。

スゴイもの聴いちゃったなぁ。





私はオペラのこと何も知らないけれど、
秀でている歌い手の凄さは少し分かるつもりです。

彼の音楽には壁が無い。

ジャンルという壁を”無かったことにする”迫力は、
道を究めた人だけが持っているひたむきさと無邪気さから
生まれたもののような気がしてなりません。


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ブライアン・アダムスと一緒に歌った『ALL FOR LOVE』
素敵だったなぁ。



一度でいいから、コンサート行きたかったです。

ご冥福をお祈りいたします・・・





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