2006/6/3

公園の祝福  写真

何の気なしに入った本屋さんで、ある写真集に目が留まりました。

手に取るとビニールが掛けてあって中を見ることができなかったのだけど、
(やらしー写真とかじゃないぞ)
どうしても呼ばれているように思えて戻す気になれず、
4000円(!)もする写真集をジャケット買いしてしまったのでした。





  『パリの記憶』





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帰宅して、昂ぶる胸を押さえつつページを開いてみる ・・・

そして、「あぁ、私のところに来てくれてアリガトウ!」って思いました。



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なんて優しい光景なのだろう ・・・


大勢のシスターが乳母車の赤ちゃんに微笑みかけています。

赤ちゃんの姿は見えないけれど、
笑ってても泣いてても可愛くてたまらないという大人たちの表情が
活き活きと写し取られています。
あやしている声や笑い声まで聞こえてきそう。



写真家は1916年生まれの女性、 高田美(たかた よし)さん

女学校卒業後フランスに渡ってジャーナリストになり、
当時新進気鋭のデザイナーだったピエール・カルダン氏に認められ
コレクションの公式撮影を任される写真家になったという才媛です。

彼女の写真に現れる著名人は皆自然な佇まいのままで、
偉大な人物たちが身近に感じられるほど。



写真集の冒頭に、彼女へのメッセージがありました。



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メッセージの送り主の名前を、当時の私はまだ知りません。

彼の名前が私の人生に出てくるのは、ずっと後のことです。

また改めてお話しすることにしましょう。





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