様々な種類のお魚さんの漁獲量が激減している。昔は下魚として名高かった「アジ」「サバ」を筆頭にあらゆる種類のお魚さんの量が減っている。ずいぶん昔から言われてきたことだから、皆さんもよく知っている事だろう。漁師さんたちの乱獲、環境の変化、公害など様々な原因が考えられるけど、このまま進めば「日本漁業」はその内に無くなってしまいそうだ。
そこで様々な方法で魚を増やそうとしている。
耳に新しいところでは「日本ウナギ」がメチャクチャに減ってしまって、もう既に僕たちの口に入らなくなって久しいけど、今から復活できるのかどうか?これも分からないようだ。
今日の新聞に「タコの養殖」の事が乗っていた。ひえ〜蛸さんもそうなのか?って驚いてしまった。
マグロ ハマチ サケ その他養殖の方法が確立している魚類もあるけれど、まったく手探りで今でも手付かずの状態のものも少なくないようだ。

って言うのも、今日の折り込みチラシに載っていた写真は「エビ」なのだが、産地が「ベトナム」「エクアドル」「メキシコ」など、僕が行ったこともない国の名前が書いてある。裏のページには、魚の宣伝が乗っているのだが、「アメリカ」「ノルウェー」などと書いてある。
野菜などはまだまだ国産が頑張っているんだろうけど、お魚とお肉はもうどうしようもなくなっているようだ。
この先、環境の変動が激しくなって、今の産地が不作になった時など、日本の食卓がどうなっていくのか不安が一杯であり、そうなってからは急に対応できないだろうなあ?って思う。
農業、漁業どちらもよその国に頼らなくても、国民を飢えさせることがないように、政治家の方々には頑張ってもらわないといけない。
蕎麦にしたって、僕たちが使っているそば粉はもちろん国産だが、全体の量から考えると10パーセントに満たなくなっているようだし、これから先の事を考えると、暗雲が立ち込めているような気がする。
TPPも発効したことだし、今から先どうなるんだろうねえ?。

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