昨日は、孫たち二人に「ひな人形」を買いに行ってきた。
親しい人の紹介で、家内が興味を持って、ぜひ一度見たいって言っていたのだ。
そのひな人形と言うのが少々変わっていて、子供が手に取って遊ぶことを目的に作っているという事だった。我が家にあるひな人形は、それこそ触ることもできない、ただ見て楽しむ「置き飾り」だったから、まあ、そういうもんだって思っていたのだ。
しかし、ここでは、なめたり、かんだりしても大丈夫って事のようで、壊れたら修理もしていますって触れ込みだった。
高級品などは、触ると人脂が付くと、顔や着物の色が変わって大変だから、手袋をつけて出し入れしてくださいって注意をされていたのとは大違いだ(笑)。
価格も非常に手ごろで、孫たちが手荒に扱っても心配せずに済む。

驚いたのは、これを売っているところがなんと「仏壇屋」なのだ。
確かに店に入ると、入り口の左手に仏壇が三台ほど並んでいたが、そのほかは写真のように人形だらけで驚いてしまった。
女店主にお話しを伺うと、仏壇はもう商売にならないから、店をたたんで誰かに貸してしまおうと思っていたようだが、奥さんが器用な方で、人形でも作って売ってみようって始めたらしく、それが好評で20年前から今に至っているようだ。
今では、あちこちから引き合いがあって、毎日楽しいってお話だった。
呉からは、東呉道路を走って約50分で到着した。
奥さんが広町のご出身で話が盛り上がって、楽しい時間が過ごせた。
今度男の孫が生まれたら「五月人形」を見に来ようかねぇって話しながら家路につきました。

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