衆議院外務委員会にて質問に立った。西アフリカで感染が広がるエボラ出血熱において先般羽田空港に到着した便でリベリアに滞在していた40代男性がエボラ感染の可能性があるとして搬送された。結果としてこの男性は陰性であったが、水際の入管では他の搭乗客には全く知らされておらず、危機管理のあり方として課題を残した。政府は今後、便名など感染の疑い段階でも情報開示を行う方針を示した。
また北朝鮮の拉致問題の再調査について岸田外務大臣に政府の対応について厳しく質した。今回の訪朝は家族会からも反対の声があったが、政府の判断で対話の継続を理由に訪朝団を送ったが、ゼロ回答となった。これまでも再三にわたって約束を反故にされてきただけに毅然とした態度が必要である。今年5月のストックホルム合意では7つの行動要求を列挙していたが、今後具体的行動要求を示す必要がある。場合によっては制裁解除の凍結やより厳しい制裁発動など行うべきである。