写真@は一社駅にて早朝街宣。通常国会が終わり、今国会最大のテーマとなった集団的自衛権をめぐる問題について訴えた。朝日新聞の朝刊でもその様子が報じられ、大変な反響をいただいた。私自身、外務・安全保障委員としてこの議論に直接、加わってきただけに国会審議における経過やその必要性について地元有権者に丁寧に説明してまいりたい。与党協議において公明党とも真摯な議論を行なってきたが、「自衛の措置としての武力行使の三要件」を示し、自公による大筋合意で一致した。今後、党内手続きを経て、7月上旬の閣議決定を目指すこととなった。
写真Aは英国大使館主催の「死刑制度のあり方」についての勉強会に参加。凶悪犯罪が増加傾向にあるが、EUなど死刑廃止国において凶悪犯罪の抑止力とはなっていない現状を報告。日本では民主党政権において千葉景子法相(当時)が刑場を公開し、終身刑導入なども含む死刑制度のあり方について国民的議論を呼びかけたが、現在国会においてほとんど議論が行われていない。
殺人犯の内、死刑確定囚となる者は全体の2%弱である。現在、無期懲役の受刑者は約1900名。法的には仮釈放が認められているが、実際には35年以上服役した者の中から年間、若干名しか認められておらず、事実上の終身刑化している。法務省が年内に死刑制度について国民の世論調査を行なうであろうとのことであるが、日本では存置の世論が大勢を占めている。袴田事件など冤罪となったが、今後、様々な角度から議論を行なっていく必要があるだろう。
写真Bは日本会議国会議員懇談会のセミナーにて金美齢氏が講演。台湾・サービス貿易協定問題をめぐって今年3月〜4月にかけて学生たちが立法院を占拠した背景や中国の本質的な問題について語った。
写真CDは国立故宮博物院の特別展示を記念したレセプションにて。東郷は市議時代から台湾との友好に努めてきたが、今も日華議員懇談会のメンバーでもある。台湾は親日国で経済的なつながりも深いが、安全保障上もシーレーンにおける東シナ海と南シナ海を結ぶ重要な戦略拠点として抑止力となっている。