自民党青年局・青年部合同による全国一斉街頭遊説が行なわれた。日米サンフランシスコ講和条約の発効から60年となるこの日、日本の主権回復をテーマに訴えることとした。また今年は、沖縄本土復帰40年にも当たる。自民党は、新憲法草案を発表し、第1章で天皇を国家元首とし、第9章では武力攻撃や地震等の大規模災害において緊急事態条項を盛り込んだ。また国民主権、基本的人権、平和主義の三原則を堅持しつつ、第2章で集団的自衛権を認め自衛隊を国防軍と位置づけた。自民党は結党以来、憲法改正を党是としてきたが、独立主権国家として戦後レジームからの脱却を図る。
東郷も東アジア情勢、とりわけ北朝鮮によるミサイル攻撃や核開発、拉致問題、さらに尖閣諸島など領土問題、沖縄の普天間基地の問題など防衛・安全保障について訴えた。
番外であるが圧巻だったのは、写真中央、街宣車の上で背中を向ける“ミスター自民党”の中里高之元青年局長(名古屋市議:緑区)の演説。
「元不良少年の私が市政の壇上に立たせていただいているのは、名古屋市民の皆様の愛情のお陰です。
ツインタワーを作ったのは麻生太郎自民党元幹事長(当時)、ミッドランドもスパイラルタワーを作ったのも自民党…地下鉄を敷いたのも全部自民党。民主党や他の党には任せられない。やっぱり自民党…よろしく。
緑区の皆様は「中里高之」もお忘れなく!」
