陸前高田市市議会の教育民生常任委員会の委員6名が、名古屋市へ行政視察に訪れた。本市の復興支援や陸前高田市の子どもたちを名古屋へ招待したことに対しての御礼の意を込めての視察となった。名古屋市会からは、正副議長のほか、各会派から2名づつが対応させていただき、様々な課題について意見交換を行なった。瓦礫の受け入れ問題については、放射性物質などの影響もあって遅々として進まない状況や仮設住宅の防寒対策など今もなお課題も多い。また復興のシンボルとされた一本松は、塩害により立ち枯れの危機に瀕しているとのこと。
東郷も9月に陸前高田市を訪問し、震災後半年の検証を含めて現地調査を行い、9月定例会本会議で陸前高田市への継続支援について質問を行なったところである。議員2名が亡くなり、他にも7名が自宅を失い、仮設住宅などに住む。大変なご苦労をされているが、復興に向けて一丸となっている。視察団のメンバーは、名古屋市で一泊し、明日は神戸市を訪れるという。
陸前高田市をはじめ、被災地の復興支援に全力で取り組んでまいりたい。
