市民主催による第2回議会報告会が名東区役所で開催された。呼びかけたのは冨田勝三元市議らで、名東区選出の4名の市議が参加に応じた。参加したのは、丹羽ひろし議員(自民)、日比健太郎議員(民主)、浅井康正議員(減税)、舟橋猛議員(減税)の4名(公明党の小林議員は欠席)。集まった市民、約60名らと減税や地域委員会、中京都構想、海外視察などについて意見交換が行なわれた。
名東区独自で開催されるのは、これで2回目というが、これまで議会基本条例の趣旨に照らして、開催を求め、予算要求を行なっているが、河村市長は、効果に疑問があるとして各会派や議員個々で開催すべきと拒否をしている。今回は、同僚の丹羽議員からお誘いいただき傍聴をさせていただいたが、市民意見を聞く機会としても率直に有効であると感じた。議会報告会は、本来、市民への情報公開や「知る権利」を制度的に保証したものであり、こうした会が、全市的に広がることを期待したい。過度な動員がかかっているわけでなく、目立った個人攻撃や特定の政党色が出ているというものでもない。名東区選出議員によるこうした取り組みは、興味深いものでぜひ参考にしていきたい。
