伝統のオール早慶戦が、名古屋ドームで開催され、ビール片手にもう一方はメガホンをもって子どもたちと一緒に観戦した。4年に1度行なわれるが、今年で第13回を迎えるが、前回は斉藤佑樹投手で人気を呼んだ。2万人の観客で熱気溢れ、試合前からスタンドでそれぞれの応援にもひときわ熱が入る。今大会は、東日本大震災のチャリティと位置づけ、実行委員会が、会場で義援金の募集を行なった。応援団も前日には、名古屋駅などで義援金の協力を呼びかけた。
試合は、接戦の末、オール早稲田が2対0でオール慶応を制し、六大学野球の今年の春季大会の雪辱を果たした。スタンドは、双方の応援歌や校歌が響き、それぞれ母校の活躍に一体感で1つとなるが、伝統の一戦だけに勝っても負けてもお互いエールを送り、紳士的でさわやかさを感じる。夏休みの子どもたちもプロ野球とは、少し違った熱気に大喜びとなった。
