社会福祉法人青山会の青山保育園が9/1に開園するが、その完成式と内覧会に出席した。区画整理が進む志段味地区で園の名前のように青い山々の自然に囲まれ、園庭も全面に芝生が敷き詰められている。園舎内も木のぬくもりが伝わってくるような温かみのある設計となっている。閑静な住宅街の高台に位置し、吉根地区や庄内川、春日井の街が一望できる。東郷も来賓としてご挨拶をさせていただいた。
名古屋市は“子育てするなら名古屋で”と標榜するが、何でも日本一が好きな河村市長になって不名誉であるが、待機児童数が全国でワースト1となった。その中でも今年4月時点で守山区は231名の待機児童がおり、緑区や名東区を押さえて市内でもダントツでワースト1となってしまった。志段味地区の開発によって就学前児童の数が急増し、毎年、志段味地区で新設整備が進み、来年4月には、さらに3園が新設される予定。
国の子ども手当てもすったもんだしているが、保育園の待機児童の問題は喫緊の課題である。河村市長は、今年度、議会が修正したものの当初予算で待機児童対策のためと称して保育料の値上げをしようとした。また今年度、20億円余を待機児童対策に充てたが、これは減税財源の留保分である。仮に減税を実施していたら、出来なかったということになる。河村市長は、かねてから地域委員会で待機児童もなくなるという荒唐無稽な主張をしているが、教育や子育て以上に減税や地域委員会の施策が重要なものとは到底言えない。
(写真は、松尾理事長)
