6月定例会の論戦の舞台は、各常任委員会へと移った。最も注目は、総務環境委員会で、中京都構想のための「中京独立戦略本部」設置のための予算800万と地域委員会拡大のための意見交換の予算200万円をめぐる議論が集中した。中京都は、政策効果が曖昧で県議会での知事答弁との齟齬も目立った。また現在行なわれている地域委員会のモデル実施8箇所の検証も行なわれないまま新たな追加費用を求めることに異論が相次いだ。
それにしても先日も本会議で問題となったが、委員会での減税日本議員の発言はほとんどない。東郷の所属する土木交通委員会では民主・自民・公明から1名づつ質疑があったが、減税からはゼロ、相変わらず勉強不足が露呈された(議論にならない)。一方、総務環境委員会では、これまで河村市長が、減税議員の無知・無能・勉強不足を棚に上げて、(質問を浴びせる)既成政党が悪いとか質問通告をし、答弁書を役人が用意するような主旨の発言について、わが会派の論客として知られる藤田議員(瑞穂区)が、まさにモンスター・ペアレントと痛烈な批判をした。子どもの試験の出来が悪いのを棚に上げて、理不尽に教師にクレームをいう姿と同じ。答案を教師に事前によこせというようなものだ。
親が親なら子も子だ!減税日本のK議員のブログでは、以下のように書かれているが事実誤認があるので、議事録を精査の上、訂正をお願いしたい。
「○○党の市議の質問で○○党の座っている市議から多くのヤジ。「質問しているのは私ですから、外野席は静かにしてください」と会派の仲間をたしなめるシーンも見受けられた。」
とありますが、議場のヤジに市長が答える場面があり、「私(東郷)の質問に答えてください」と言ったら、「あんたの仲間だがや〜」と市長が仰ったので「そういう問題ではない」と会派の仲間ではなく市長をたしなめたものだ。
またK議員は、議場の市議のヤジが気になったという。「若者たち、子どもたちに誇れる議会を」と言っているが、ぜひ党首(市長に)言ってほしい。いずれにしても自分のことを棚に上げて、理不尽に相手を誹謗中傷する。「さすが世の中上手くいかんかったら、自分が悪いと思わんでええ」という河村教祖様の教えだけに忠実なチルドレンたちもモンスター化している。理不尽な議会批判を展開し、リコールまでして全員の首を斬ったのだから、もっとまともな議論を挑んでほしいものだ。
