四軒家地区にある支援者の喫茶店でおいしいコーヒーとケーキを食べながら、市政報告会を行なった。冒頭大型スクリーンでVTRにまとめた映像をご覧いただきながら、アットホームな雰囲気の中、集まった25名の皆さんからも防災や地域課題など活発な質問が出された。また昨日から始まった6月定例会の内容についても話をしたが、一連の減税日本ナゴヤの不祥事や中村議長の「失言」をめぐる進退問題にも厳しい意見が出された。
(主な内容をまとめると)
■防災については、「地域防災計画」の見直しや共助のあり方、また被災地の報告について話をしたほか、3月定例会の本会議で取り上げた放射能や自衛隊との連携など危機管理について話をさせていただいた。
■地域課題としては、大規模マンションの建設の問題や志段味地区のスマートICの問題、名古屋駅のバリアフリー化、地域委員会について質疑を行なった。
■減税日本の一連の不祥事に対する問題では、則竹前市議の費用弁償や政務調査費をめぐる議員辞職や中村議長の「失言」、金城議員の薬事法違反の問題、また議員の資質の問題など厳しい意見が多く寄せられた。いずれも「知らなかった」ではすまされない問題で、公人としてのコンプライアンスや議員以前の社会人としての常識が問われている。
市民は、政局的な混乱や対立を望んでいるのではなく、防災対策をはじめ、景気や雇用、福祉など市民生活の安定を臨んでいる意見が多かった。一方で政治とカネに対する問題については厳しい目を向けている。報酬については、市民に何をやっているか、仕事の結果(成果)が見えれば、相応な額でよいとのことで、第三者機関で決めることに一定の理解を示す意見も相次いだ。
