H21年6月定例会の本会議で公共図書館のあり方について質問した。公共図書館において指定管理制度の導入を求めたが、当時の佐合教育長は、様々な課題があるとほぼゼロ回答であった。しかし、河村市長が、「何であかんのか?」とその場でやるように指示、一転いわゆる満額回答となった。その後、教育子ども委員会でも東郷が、声を大にしてきたが、図書館改革の一環として指定管理制度の導入に向け、ようやく動き出した。
現在、名古屋市では中央館(鶴舞図書館)と各区の20の分館があるが、この内、支所館の6館を段階的に指定管理制度の導入を進めていく予定。これまでは、北、港、名東の図書館で窓口業務だけを民間に委託していたが、年間に900万円削減している。今回、支所館を指定管理化することで人件費など1館あたり、およそ500万円のコスト削減を見込んでいるという。今後、コストパフォーマンスだけでなく、市民ニーズが多様化している中で、新しいサービスの充実や学校との連携強化や地域のボランティア団体やサークル活動など交流拠点としての地域に根ざした図書館にしていかなくてはならない。
<今後の予定>
◆H24年度に志段味(守山)、富田(中川)、南陽(港)
◆H25年度に楠(北)、山田(西)、徳重(緑)
(写真は、志段味図書館にて)
