名古屋市は、4大プロジェクトのひとつとして「モノづくり文化交流拠点構想」を策定した。これは、産業技術の継承と人材育成、産業振興・産業観光の推進、および新たな都市の魅力向上を目的として、名古屋港金城埠頭に2011年より段階的に整備を行なっていく。その第一弾として、JR東海が参画し、今年3月にリニア・鉄道館〜夢と想い出のミュージアムがオープンした。
GWの最終日とあって多くの家族連れで賑わっていたが、高速鉄道技術の進歩などを幅広く展示し、鉄道が社会に与えた影響について、楽しく遊びながら学習する場を提供している。館内には、超伝導のリニアモーターカーをはじめ、鉄道ファンならずとも楽しめる歴代の鉄道車両39台が展示されている。また、新幹線や在来線のシュミレーターなどは子どもたちにも人気となっているほか、鉄道のしくみや歴史などが分かる展示ブースが開設されている。
