なんと中日新聞の夕刊の一面で野田聖子さんの記事が掲載。現在、妊娠6ヶ月。不妊治療に悩み、米国で他人の卵子提供を受けての体外受精を行ない、待望のオメデタとなった。50才を迎え、同じように不妊治療に悩む女性にとっては勇気を与えた。
一方で、国内では法整備がなされておらず、医療倫理や国民の合意が不十分で、医学界からも賛否が分かれる。2003年にタレントの向井亜紀さんが夫の精子と自分の卵子を体外受精し、米国で第三者に代理出産をさせた。双子の子どもが生まれたが、最高裁は実子と認めない判断をした。現在の民法は、生殖医療という概念すらなかった時代の1896年(明治29年)に制定されたもので「妊娠・出産したものを母」と定めている。このため遺伝学上は、異なる人の子どもを生んでも、野田聖子さんの場合は「実母」と認められる。向井さんの場合は、法的には養子縁組をしない限り、「親子関係がない」と扱われる。生殖医療の技術は日進月歩で、現在、体外受精は年間2万におよぶ。こうした問題に国会議員として自ら法整備の遅れを指摘し、野田聖子さんは取り組む。日本産婦人科学会でも医療現場として法整備を整えてほしいと訴える。医療倫理が問われるというが、生まれてくる子どもの人権問題や国内での治療体制の整備など、時代にそぐわなくなった法律を見直していくきっかけとなるだろう。
笑顔で「今朝も(胎児の)ケリがポコポコ入っています」と幸せそうに語った。無事に赤ちゃんが生まれることを祈っています。東郷てつや後援会総会&市政報告会で野田聖子さんにご講演いただきます。
■日時 11/23(祝)18:00(17:30受付)
場所 守山区役所講堂(名鉄瀬戸線小幡駅より徒歩3分)
会費 500円(記念品代)
*入場チケットが必要になりますので、ご希望の方は東郷てつや事務所(794-7777)まで
