生物多様性締約国第10回会議(COP10)が開幕した。同条約の加盟国193の国と地域からの参加が予定されており、国内で開催される国際会議では、史上最大級の規模。また同時にカルタヘナ議定書第5回締約国会議(MOP5)が行なわれ、約160の国と地域が参加する。
MOP5・COP10の主な議題
■遺伝子組み換え生物が生態系に与えた場合の補償規定
■2020年、2050年までの生物多様性保全の目標
■生物遺伝資源の利用と利益配分に関するルール
■外来種の移出防止
■海洋、森林の生物多様性の保全
■保護地域の設定
特に、法的拘束力のある国際ルールとなる「名古屋議定書」の採択を目指す。
(写真は、政府主催のMOP5・COP10歓迎レセプションにて横井議長と近藤環境副大臣)
