中華民国誕生99年の国慶節を祝う祝賀会が行なわれた。名古屋市会日台議員連盟のメンバー11名も参加した。1911年の辛亥革命から99年、清王朝の革命派が蜂起し、清はラストエンペラーで知られる6才の幼帝、溥儀が幽閉し、滅んだ。1912年孫文が中華民国を建国し、大統領に就任したが、1913年にクーデターで袁世凱が孫文らを排斥(孫文は日本に亡命)。その後、激しい動乱の時期に突入した。
来賓の挨拶で桜井治幸議連会長(写真)は、独特のユーモアで歴史を振り返り、庶民革命なるものの将来の市政の混乱を憂い「名古屋でも変な革命軍によって暴動が起きているが、孫文も悲しんでおられる」と語った。“桜井節”健在であるが、博識でユーモアたっぷりで会場のムードも和む。台湾の人からも絶大な信頼がある。
日中関係が緊張しているが、東アジアの安定のためにも台湾とのより緊密な関係が必要である。
