参議院選挙後初とのなる臨時国会が召集された。民主党の参院選の大敗を受け、与党が参院で過半数割れという「ネジレ国会」となる。会期は8/6までの8日間で、菅首相就任後、初めての本格的な国会論戦となる。
午前の本会議では、参議院議長には、民主党の西岡武夫議運委員長が選出された。副議長には、自民党から尾辻秀久参議院会長を選んだ。また参議院の要となる議会運営委員長には、自民党愛知県連の会長である鈴木政二国対委員長が選ばれた。参院での主導権を野党側が握ることとなった。9月の民主党の代表選挙や沖縄の普天間基地問題など政局含みの中、通常国会で積み残した法案処理など菅首相にとっては厳しい国会運営が続くことになる。
