突然ですが私は小田和正さまのファンでございます。(^^;
つい先日、毎年恒例の「クリスマスの約束」が放送されましたが、みられたかたいらっしゃいますでしょうか?
もうすぐ赤いちゃんちゃんこを着る歳の小田さまが、元気に走り回り、透き通った声で唄っているのを見ると、私はぐうの音もでないのであります。私的には人間国宝です。(笑)
と同時に思ったのですが、客席の婦女子の方々の、涙をぼろぼろ流している人の多いこと。
どうして、この客席の婦女子たちは泣いているんだろう?最近とみに不感症の私はしばし考えたのでございます‥。
で、導き出した結果、これは究極の「予定調和」の力だと結論しました。
小田さまの歌の歌詞は、期待を裏切らず、恋や愛や人生を、うつくしーく歌い上げています。決して、某歌手達のような、しょんべんだのヘドだの鼻血だのF**Kだのといった汚い言葉は出てこないのであります。(笑)
そして、曲も、変な不協和音や不快な音を発することもなく、ただただひたすら美しいメロディーなのですなこれが。
こうあってほしい、こうくるであろうという曲進行を、全く裏切ることなく繰り広げる‥。この魔力に落ちた腐女子、失礼、婦女子が、まるで自分がヒロインになったかのごとく陶酔し、涙する。すさまじき予定調和の威力ではございませんか。(笑)
うらやましいことこの上ないんですが、残念ながらとても私にはまねできようはずがありません。
ただ、世の中なんて、美しいもののみで構成されているものではもうとうなく、むしろえげつない、汚いもののほうが多いのでありまして、当然、音楽だって、そういう汚れた、心の恥部をさらけだすようなものがあってもよい訳ですよね。(^^;それを望んで聴きたがる人がどれだけいるかは別として。(笑)
結論としては、美しくありたいと思うのなら、より美しく、また心のヒダを唄いたいのなら、逃げずにとことん痛みに耐え唄いきる。音楽をする上での軸がぶれないようにすることが一番大事なんだろうと思いました。マスに迎合した歌い手ほどみっともないものはないのではないでしょーか。
そういったわけで、夜ぐっすり寝たいときは小田和正さまファンで、妙にハイテンションな時は玉岩ファンな私てつじんなのでした。(爆)
来年からの玉岩さまの活動に期待する!(笑)
ってなんのこっちゃー。みなさまめりーくりすます!

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