以前某所で、昨年公開された織田裕二主演の椿三十郎を随分と批判した。
それも観ずに。
理由としては、織田裕二がこれを演じるのが単に許せなかったからである。
勿論本来なら観てから文句を言うのが筋であろうが、何しろ許せなかったのだ。
森田芳光がリメイクするというニュースの映像をめざましテレビで観たときから。
そのわずかな時間で観た織田三十郎は明らかに俺のイメージとはかけ離れたもので、
イメージダウンも甚だしいものだった。
やはり一度は観て、きちんと確認すべきか・・・
公開されてから、劇場に足を運ぶべきか悩んだが結局行く気になれなかった。
それが昨日テレビ初めてやるっつうんでカレー食いながら観てみた。
やはり許せない・・・
どう贔屓目に見ても主演はミスキャストだろうよ。
あれは断じて三十郎では無い。ほんと遊び人風の青侍にしか見えねぇ。
随分と頑張って役を作っているあたりが、わざとらしさばかり目立ってまた更にイライラさせた。
話も台詞もほぼ完コピで何の特色も無いし。
代わりに誰かいるかっつうと誰も思いつかないんだけどさ。
なかなかいないと思うよ。
やっぱり俺ん中じゃ永遠にこの人だ。


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