「女性スぺースを守る会」発足  カルト・宗教・犯罪

   (このブログは3つ下の記事にて順次更新しています。)
B「性別不合当事者の会」が発足しました。2021.12.21
⇒ https://note.com/ts_a_tgism/
 「トランス女性は女性だ、だから女子トイレ等でも女性として対応せよ」といった性自認至上主義に反対する当事者の集まりです。
 縁あって、私が、その顧問兼郵便窓口となっています。
 どなた様も、そのツィッターをフォローする、メール連絡するなどによりご賛同ください。うち当事者が会員となります。
A 性的少数者団体ら4団体の共同声明が出ました。2021.11.25
https://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20211126/archive
@「女性スペースを守る会」が発足しました。2021.9.18
  クリックすると元のサイズで表示します
     https://note.com/sws_jp/n/nfd8ca7bc4612
 ・ どうぞ、10歳以上の方は、どなた様も賛同人になって下さい。
 ・ 女性自認者の女性トイレ利用が「公認され」、実質どの男性も女装すれば女性トイレに入れる効果を及ぼす前に、止めないと。
 ・ リツーイト、シェア、コピペして、ご家族・ご友人に伝えるなどして、どうぞご協力ください。お願い申し上げます、


 会の趣旨の要旨・全文・PDFは下記です。LGBTうちの「T=性自認」に関連する問題です。
https://note.com/sws_jp/n/n81d3cc4dfa04

 縁があり、まあ防波堤役の位置づけにて会を私の法律事務所に置くことになりました。

 意見はそれぞれ違う課題があるし、他の問題では尚更に実にいろいろ違うし、その他の主義・主張は知らないけれど、「女性スペースを守る」「性の自認=Tの問題とくに女性自認者での課題につき考えられたし」という最大公約数にて、集まったものです。

トランス女性(女性自認者)につき、「本来、性適合手術を受けたいのだが、まだ受けていない人」と言うようにかな誤解されている。
@ 身体違和感を持たない人
A そして、性的指向つまり性愛の方向性は男性に限らず女性も多いこと
が知られていなさすぎだと。


詳細は、私作成のQ&A23を御参考に。
https://note.com/sws_jp/n/nb22323ac4f7b

私、主にインターネット上で知り合った人と、何か行動を起こすのは、
@1995年以降のオウムに関心を持つ人との、何回かのオフ会、
ANHKの「奇跡の詩人」番組の問題で、同局前でチラシ配り、国会質問、下記の本の作成のほかに続いて、三回目だな。

https://www.amazon.co.jp/%E7%95%B0%E8%AD%B0%E3%81%82%E3%82%8A-%E3%80%8C%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE%E8%A9%A9%E4%BA%BA%E3%80%8D-%E6%BB%9D%E6%9C%AC-%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4886834752

課題としては、日本全国の女性トイレなど女性スペースのことだから、最も普遍的・国民的なことだと。

 日本は、LGBはもちろんTの問題でも、キリスト教文化圏と異なってやたら長い興味深い歴史もあるのに、欧米諸国に続き、この問題ではどうにもおかしくなっていると思う。
 身体が違うが故に存在する女性スペースなのに。

 そもそも、「トランス女性は女性だ」は、性の多様性を承認してそれを尊重する趣旨なのに、突如「=女性」として利用公認を求めるって、自己矛盾でしょうに。
 そして反対すれば「差別だあ」と糾弾に遇うって、実に滅茶苦茶でしょうが。

 今まで、女性トイレに入れてきた女性自認者もおられましょうが、権利として「公認」すれば、実質どの男性も女装して女性トイレに入れる効果を及ぼし、危うい。
 ために、明確にせざるを得なくなったんです。

 女性トイレはそのまま、男性トイレを男女トイレに、小便器も個室にしたり、色々工夫ができる。 日本の長い歴史を踏まえて、知恵を絞りませんか。
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オウム事件―真相等を知るには  カルト・宗教・犯罪

−−−−−このブログは一つ下の記事で随時更新しています。

今も時に、脱会した人ほかからの、被害者のための寄付金口座を聞かれることがあります。元大幹部や中堅幹部また末端だった人で継続して入れて下さる人も居ます。頭が下がります。一つひとつが自分としても清算なのだろう、とも思います。よろしくお願いします。
「みずほ銀行、銀座通支店、普通、2110016、オウム真理教犯罪被害者支援機構」


また、会報「カナリヤの詩」印刷物の1号から163号まで、このブログの2015.4.9から4.16の所にPDFですべてをアップしてありますので、直接資料であり、ぜひご参考に。
https://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20150409/archive


そして「真相が明らかでない」なぞと大仰に言う人が未だいる。言う以上、「厳格な証明」により認定されている多くの事柄をまずは知ってるんですよねぇ、と言いたくなる。

1、2018年6月成立、8月解散の「真相究明の会」については、深笛義也氏が、下記に読みやすくまとめて下さっています。
https://biz-journal.jp/2018/08/post_24403.html
「2018.08.14ジャーナリズム麻原彰晃の死刑執行を批判する「真相究明の会」森達也氏に、被害対策弁護団・滝本太郎氏が反論」

2、麻原法廷の様子を、興味深い動画アニメで見られます。
「麻原法廷物語1―9話」2018.7-9、ユーチューブにアップ
http://sky.ap.teacup.com/takitaro/2387.html

3、判決例は、私が使っている有料サイトLEX・DB検索にてこんな数あります。
・オウム真理教にて、234件です。
・オウム真理教&刑事にて、88件です。
・オウム真理教&刑事&サリンで、61件です。
・オウム真理教&刑事&薬物で、33件です。
・なおオウム真理教&民事で、146件です。
―裁判所の判断文章のうち判例集に出ているだけでもこんなにあります。日本の司法において、歴史上、最も多くの関係者が長時間関与し、費用もかけたものです。刑事は「厳格な証明」、民事は「証拠の優越」により裁判所の判断が出されました。


4、うち、教祖へのそのまま確定した地裁判決は下記にアップしています。
http://www.cnet-sc.ne.jp/canarium/trial/4-6.html
・そのうち、認定された「教祖指示の抜き出し」などはこちらです。
http://aum-kazoku.boy.jp/?page_id=228 )
・また、教祖がまとめて話した1997.4.24の意見陳述要旨はこちらにあります。
http://www.cnet-sc.ne.jp/canarium/10-7.html

5、買うならば、
判例タイムズ1151号138頁〜251頁―松本死刑囚の2004.2.27東京地裁確定判決文
判例タイムズ1232号134頁〜190頁―確定経緯や訴訟能力に関する東京高裁2006.3.27控訴棄却、同2006.5.29異議審決定、最高裁の2006.9.15決定の3つ
誰でも購入できます。税込2,057円と税込1,965円です。
―うち東京高裁の決定文は、松本死刑囚の法廷での不規則発言など裁判経過とその段階までですが本人状態を詳細に記載してあり、実に興味深いです。

6、「真相究明」を言うならば、まずはこれらを読み込んでいって下さい。少なくとも麻原刑事法廷の地裁判決、高裁各決定、最高裁決定とかは読んでほしいです。
 まともな「文化人」「知識人」であらんとするならば、ほとんど何も見ないで意見を言うなんてないはずと思いたいです。そんなことでは、他の事柄についての発言も、信頼性を失います。

7、また、森達也氏の著作「A3」授賞への2011.9.2抗議書は下記
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20110903/archive
その後の「創」言説を経ての2015年7月文書は下記にあります。
http://sky.ap.teacup.com/takitaro/2052.html
原稿形式では、xb_unv2015.v.docx

 森さんは、「反論」すると言いながらつまりは反論なきまま。まして「弟子の暴走ゆえに無罪」という一審弁護団に賛同とするとしつつ、教祖の指示があったこと書いてあるとし「動機を知りたい」という。頭が割れる。この二律背反の指摘につき、答えないまま。
 そのツイッター内での、悲しいほどの逃げ論法は下記に保存しました。
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20180905/archive
https://sky.ap.teacup.com/takitaro/2528.html
 森さんは、2018.8あたりから、対外的には「死刑論議」「訴訟能力」問題のみを言っているる、と。今も、アレフ勧誘において、「A3」は「弟子の暴走故に無罪」と書いてあるから、「真相は分からない」として厳然と使われているのにね。
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2022/1/27

アムネスティと某団体と  カルト・宗教・犯罪

Amnesty travesty (Julie Bindel)
https://spectator.us/topic/amnesty-international-travesty-trans-rights-ireland/
「アムネスティは買春合法化に加えてトランスジェンダリズムまで支持し、女性と少女達を裏切った」

アムネスティ・インターナショナル

母国はイギリスで、他国内の他国政府の人権侵害への抗議ハガキが基本活動だったと。昨秋まで入り40年近くそれをやってきた。
当初からある死刑廃止の考えの違いは別とし、
この買春問題、そして性自認至上主義を声高に言うので、40年近いが、辞めました。

 鎮護の御霊 @5Q6ePhll7O7GYj5
人権屋ですから。 慧眼です。

滝本太郎 @takitaro2 4時間
?人権を守るべきは当たり前なんだが、人権同士が衝突もするところ、
つまりはキリスト教文化圏からの人権感覚だからかなあ、欧米だからか、説得力がもうないから。
他国での他国政府の人権侵害のみ扱うという、一点共闘の人権団体なら良かったものを。


アムネスティにつき、自分はまあ組織的責任はないと思われるので、残念だと思いつつ辞めました。

 一方
 関与度合いから一応は責任があろうと思う法律家関係の団体については、抜けずにまともにしないとなあ。この性自認主義の伸展、もとより自由な議論ができない団体状況をどう思っているのかな。

 昔の「朝田理論」の根本的な間違いも知らずに、厳しいイデオロギー闘争して来なかった世代が、いつのまにか「学習会」を重ねていたのかな。見解が違えば「差別だ」として、議論を押さえようとするはなんなんか。

 まして、見解が違うからとて、性別不合当事者の話の情報提供をいらんとする姿勢はなんなん? 朝田理論どころか「情報遮断のカルト的な心理状態」と言うべきだろうと。
 まさに本末転倒。

 「トランス女性は女性だ」と弁護士・学者さんが言ってた。現行法秩序に反するが、それが法的理由になるのだと。スローガン・イデオロギーから直接に結論を導いて恥じない姿勢って、じつにまったくなんなん。

 ああ、女性の安心安全、女子スポーツなどでの公平性という権利法益を軽視できる方は、「フェミニスト」ではないでしょう。頭を冷やしてほしいです。

 今、議論されているのは、知っている信頼ある女性自認者の救済法ではないのです。
 女性の権利法益を縮小し、マジョリティ男性の権利法益を拡張するかの制度論であり、
 更に「女性とはなにか」「性別の定義を性自認により変えるのか」というとても大きな制度論なのですよ。
 
 LGBT法連合会とかではなく、ホントの性別不合当事者の話ぐらい読みなさいませ、情報遮断していてどうするの、と申している。
 「正義のために闘っている」のでしょうけどね。


参考―朝田理論とは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E7%94%B0%E7%90%86%E8%AB%96


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2022/1/25

藤倉さんプログにて  カルト・宗教・犯罪

藤倉さんが、「やや日刊カルト新聞」というそのブログで色々書いておられたんですね。
 いわく
2021年12月3日金曜日
日本脱カルト協会員が滝本太郎弁護士の除名を申立て 18年前のセクハラ騒動≠゚ぐり
http://dailycult.blogspot.com/2021/12/18.html
2021年12月14日火曜日
滝本太郎問題で“戒厳令”続く日本脱カルト協会 藤倉総裁が申立書を公表
http://dailycult.blogspot.com/2021/12/blog-post_14.html
2022年1月7日金曜日
日本脱カルト協会が回答期限を無視 滝本太郎弁護士問題で
http://dailycult.blogspot.com/2022/01/blog-post.html


 同人は私をツィッター上のブロックしていることもあり、よく認識していなかった。弱ったものだ、人から言われて改めて読んだ。
 私は既に、同氏がらみで下記を書いており、当面まあこの援用にて良いかと。今回の記述に関しては公に書いてよい事柄でも書くべき内容でもない。更なる相手をしている暇は今ない。ご参考までに。

2021/12/2 分らん私怨?「記事」を書く方
https://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20211202/archive
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2022/1/20

弁護士の責任でもある。  カルト・宗教・犯罪

強制加入団体である神奈川県弁護士会には千数百人が入っているMLがあるのですが、こちらに下記の通り書き込みました。報告までに。
*******
こんにちは

いわゆるLGBT法のうちの「T」性自認、これはつまりは実に曖昧かつ主観的だと考えます。
ですので、下記の関弁連2021.9.24大会宣言などに示された
「トイレを利用する全ての者への理解を促し」
として、女性スペースの利用を認めさせていく方針に対しては
http://www.kanto-ba.org/declaration/detail/r03a06.html

2021.9できた下記の女性スペースを守る会その他から、色々と疑義が出ています。
女子スポーツ選手権ですでに起こっている諸々の混乱もありますね。
https://note.com/sws_jp/n/n81d3cc4dfa04
ご参考までに。

そして、2021.12できた。性別不合当事者の会から、
2022.1.14、GID学会に、手術要件をなくすこと反対するなどの要望書を出ました。
https://note.com/ts_a_tgism/n/n1a3340e907c3
それを認めると性自認を導入するのと同じだということですね。

手術後や、精密な診断により性同一性障害と診断されている方々の、もちろん一部でしょうが、その集まりです。
こちらにあります。切々とした文章です。もろ当事者の声です、どうぞご参考までに。
0

2022/1/18

GID学会への要望書―当事者の会  カルト・宗教・犯罪

 性別不合当事者の会が、手術要件の撤廃を求めているGID学会に、それイカンと要望したと。性同一性障害(性別不合)の診断書を一日で出してしまう医師もいてそれでは社会・女性から信用を得られないと。医師にはお世話になっている訳で凄いこと。
とても真摯だと思う。下記です。
https://note.com/ts_a_tgism/n/n1a3340e907c3  


GID学会とは、Gender Identity Disorder 性同一性障害学会であり、そのホームページはこちら。
http://www.okayama-u.ac.jp/user/jsgid/
現行の特例法はこちら
http://www.okayama-u.ac.jp/user/jsgid/tokureihou_2008.pdf
これにつき、同学会は手術要件の撤廃を求める姿勢を、LGBT法。理解増進法の議論があった2021.5.21に示してしまったと。
http://www.okayama-u.ac.jp/user/jsgid/210521_seimei.pdf

そのために、この要望書となるのだろう。
政党あてにもこれを送付し、理解を求めたと。

GID(性同一性障害)学会 御中
           2022年1月14日

   要  望  書

              性 別 不 合 当 事 者 の 会
                共同代表  河 村 み さ き
                共同代表  御 堂 こ ず え
                共同代表  森 永   弥 沙
                共同代表  吉 崎   真 琴

1 私たちは性別不合当事者の会と申します。その名の通り、強い身体違和を持つ性別不合(性同一性障害)を抱える当事者の集まりとして2021年12月21日発足しました。その趣旨は同封の趣意書や、ホームページ(https://note.com/ts_a_tgism/)に代表らの紹介と手記などありますので、ご覧ください。私たちの多くはいわゆるMtFですが、FtMの会員もいます。

 私たちは、貴学会所属の先生を含め医師らにお世話になっている立場ではありますが、ここにいわゆる「手術要件の撤廃」に反対することを中心に、下記のとおり強く要請します。

2 私たちが新しく団体を作ったのは、強い不安に駆られたからです。海外では「セルフID」といったかたちで、「性自認」だけで社会的な性別を変えてしまうことができる国もあります。一時的に「セルフID」は脚光を浴びたようでもありますが、しかし、今では女子トイレでの混乱など弊害も大きいと認識されているという報道を目にします。

 また、去年の東京オリンピックでも、体格的に男性的な重量挙げ選手が女子選手として参加する、というのを目にもしました。アメリカでは男性としての競技実績のある大学水泳選手が「女子選手」として参加し、これらに「スポーツとしてアンフェアではないか?」という疑問の声も上がっています。「性自認」での性別変更扱いであれば、性別適合手術を受けてさえいない場合を含むのですから、当然だと考えます。

 このような声が女性らから強く聞こえるにつれ、FtM、MtFの者として、女性の権利法益、公平性を害することには耐えられず、「性自認」概念を導入することに反対するため、私たちの会は成立しました。

3 ICD-11 が今年発効し、「性同一性障害」から「性別不合」への概念が変わってきました。日本でもいわゆるLGBT法の審議や理解増進法案の提出が話題となる中、2021年5月21日、貴学会は 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の改正に向けた提言を出されました。

 そこでは、<提言2>として「生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること」「その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること」(いわゆる、「手術要件」)の撤廃を求めます」としています。

 しかし、私たちはこれに賛成ではなく、正反対であり、強い危惧の念を抱いています。

4 現在でさえ、GIDの医療的サポートは十分であると感じている当事者は少ないです。
ホルモン療法への健康保険適用がないために、国内での性別再判定手術への保険適用も「混合診療」を理由としてなかなか適用されてない状況です。ここで「脱医療化」を主張したりすれば、どういう根拠で健康保険が適用可能なのか、強い懸念が持たれるは当たり前です。

当事者が求めるのは、「脱医療化」ではなくて、
・「安全な医療」
・「安価な医療」
・「アクセスしやすい医療」
なのです。

5 さらに現状、「一日診断」を謳う一部クリニックも存在し、ガイドラインは形骸化している、と批判の声も上がります。

 安全な医療・アクセスしやすい医療とは、「しっかりと標準化された医療」、ということでもあり、それが「ガイドライン」として形になりました。ところが、それが名目化しているという懸念を、ほかならぬ当事者が抱いているのです。

 貴学会でも「認定医」制度がありますが、ホームページを見る限り日本中に33人しかいません。地域的な偏りもありますし、実際にどのような役割を果たしているのか、当事者に見えているわけではありません。「認定医」は特に性別再判定手術や戸籍変更に際しての診断書の要件であるわけでもありません。いったい何のための「認定医」なのでしょうか。それこそが大きな問題です。これを活用して「医療を標準化し、信頼させる」ような手段はないのでしょうか。

 診断の標準化とその信頼性は、私たち当事者の利害に直結します。実際、手術を受け戸籍も変えたにも関わらず、「自分は性同一性障害ではなかった」と、手術と戸籍変更を後悔した方も何人もいます。2017年11月30日には家庭裁判所が誤診を認め、性別変更の取り消しを認めた例があると報道されています。

 しかし戸籍変更は取り消せても、手術によるダメージは元には戻せません。これは性別の法的変更を求める当事者にとって、見逃せない懸念事項なのです。後悔するのなら、止めてくれ、と誰もが思います。

 診断が信頼できるものであることは、またさらに当事者の社会的な信用にも結び付きます。「性同一性障害の診断を受けた人は、本気で移行先の性別に馴染もうと努力している人であり、それを医学が保障している」と周囲に信用されるのであれば、どれほどか性別移行の助けになることでしょうか。

 口では「自分は女性」あるいは「自分は男性」とでも何とでも言えます。しかし、ただの自称ではなくて、それを医療が明白にサポートすることを示すこと、そしてその診断に責任を持つことが、当事者が安心して性別移行を試みる条件であり、かつ社会に広く深く受け入れてもらえる条件だと言っても過言ではないでしょう。

6 日本でも年少の頃からの確認・働きかけの動きが始まっています。すでに海外の事例として、安易に未成年者に性別移行の医学的介入をして悲劇を招来している事例が見つかります。

 しかし、幼児の一時的な思い付き、あるいは思春期の女子が体の変化・ジェンダーロールの押し付け・男性からの性的視線への嫌悪などから、「性別移行」というアイデアに飛びついてしまっている可能性はないでしょうか。そして、それを専門医ですらちゃんと判断しきれずに肯定してしまい、後に「脱トランス」して裁判になるなどのケースも見つかります。

若い頃の一時の気の迷いで人生を狂わされることのないように、「引き返せる道」をちゃんと提示しつつも、医療的介入の開始年齢の引き下げにはより慎重に、人権モデルではなく医学的エビデンスに基づいた決定がなされることを求めます。

7 このようにみてくると、「性同一性」、統一性・一貫性・持続性として語られ、事実上性別移行と性別再判定手術への適性とも理解されるような「性同一性」と、いわゆる「性自認」とは、本当に同じものなのか、という疑問が当然に湧いてきます。

 どうも最近LGBT運動に関して口に出される「性自認」とは、ただ「自分はそう思う」という主観的な意見に過ぎないようにも感じられます。曖昧かつ主観的な概念であるというほかないのではありませんか。

 そしてこの「性自認」を盾にとって女性専用スペースへの侵入を試みて問題になる例が、最近もあとを絶ちません。中には性同一性障害の診断などまったく受けておらず、身体違和も全くないのではないかとみられる、痴漢行為の言い訳に使われているのではないか、と懸念される事件も起きています。

8 このような「性自認」に強く不安を感じるのは、女性だけではありません。真剣に性別移行をしようとしている私たちMtF・FtMの当事者もまた強く不安を感じています。私たちの信用が失われ、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」に対する国民からの信頼が失われてしまうのです。すでに女性らの一部からは、性適合手術を受け法的に「女性」になった人についてまで信用できないという声が上がっているのです。

 このようなことでは、女性たちが自らの安全を守るために、女性スペースで少しでも「男性?」と疑われる人を問い詰め、通報するというような事態を招くことになります。これは私たちの求めることではありません。

 たとえば手術済・戸籍変更済であっても、いわゆる「パス度」が低い当事者の場合、女性の警戒心が高まった状況は、針の筵のようなものでしょう。もちろん、女性専用スペースの利用にあたっては、当事者の側の配慮と自己規制も求められるのは承知の上の話です。しかし不心得者や偽装を許してしまえば、女性の当事者に対する眼が厳しくなるばかりです。

 それでも、現行制度では、戸籍変更の要件として手術要件があります。戸籍が女性ならば手術済ですから、女性スペースを利用できる筈です。ですから、この現行の「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」が、私たちが性適合手術を受け、MtFが法的に「女性」になった後には、権利として「女性だ」と言える根拠なのです。

9 しかし、手術要件を撤廃してしまえば、どうなりますか。それは「性自認」で法的な性別変更ができるということと同義ではありませんか。

 身分証明書の記載と身体的状況が一致しない、私たちのアイデンティティも社会からの信頼も、大きく失われると思います。そして女性たちは、より一層、真剣に女性専用スペースでの性被害について懸念しなければいけないことになります。

 このような事態は、私たち当事者にとって、マイナスでこそあれ、プラスになることではありません。私たちにとっての手術要件は、決して「過酷な条件」ではなく、それこそ「身を守る盾」だとさえ感じています。

 この法律は、もともと性別適合手術が日本でも適法であることを示して、強い身体違和を持つ私たちに国内の手術を可能とし、戸籍変更の道を開くためにできたものだったことを思い出してください。「性自認」の概念には「性別違和があるが身体違和はない人」もいるとされますが、まったく理解できません。身体違和がない人を、この法律を検討する際に、考慮する必要がどこにあるのでしょうか。

10 ですから貴学会からも対策や知恵を出していただきたいのです。どうすれば、当事者が社会に信用されるのか、真剣に考えて頂きたいのです。それは「人権モデル」やらの流行の言葉を使うことではありません。私たちの生存が懸っているのです。

具体的な要望としては、次のことをご検討願いたいと考えています。
⑴ 手術要件の撤廃は本当に当事者の利益なのでしょうか? 不安に感じる当事者、それに女性たちがいることを考慮ください。少なくともその得失について開かれた論議と社会の納得なしに、手術要件を撤廃するのには反対します。

⑵ 脱医療化が進むべき道なのでしょうか? 脱医療化が健保適用のさまたげにならないと、保証ができるのでしょうか。あるいは健康保険に相当する別な施策について何か提言することあるのでしょうか? 簡単に「脱医療化」を主張することに、危惧を感じます。「脱医療化」の前に、ホルモン治療への健保適用を実現して頂きたい。

⑶ 診断の標準化と、信頼性の確保に向けて、具体的な施策を求めます。「一日診断」のような診断の簡易化は決して許さないで下さい。逆に「診断の厳格化」が当事者にとっての利益だと考えます。診断に責任を持っていただきたい。もし、当事者が誤診を主張して脱トランスする、あるいは診断を悪用した性犯罪を起こしたなどの事件があれば、相応の責任を診断した医師に求めるでもしないと、診断自体が社会に信用されなくなります。

⑷ MtF、FtMのいずれについても、未成年者の性別移行はもちろん、医学的介入の開始年齢の引き下げについては、「人権モデル」ではなくて「医学的エビデンス」に基づいて議論がなされることを求めます。

⑸ 「性自認」というような曖昧で主観的なアイデンティティではなくて、客観的な根拠による診断を求めます。もちろん理論的な研究などまだまだこの問題には光の当たっていない領域が数多く残っています。単に「社会的なニーズがあるから」ではなく、科学として真実の究明に取り組んでください。

11 以上の通り、貴学会におかれて、いわゆる「手術要件の撤廃」を求めることのないよう、そして上記の具体的な要望を改めて正面から検討されるよう、強く要望します。    以 上
1

2022/1/14

「らしさ」を固定化する「性自認」公認  カルト・宗教・犯罪

1 男で花飾りが好き、スカートが好きな人がいても何ら良いではないか、それが性の多様性だろうに。

2 トランスは、どんな服が好きとかではなく、本来、長くきつい身体違和の問題なのになあ。

3 「らしさ」を固定化するのが、「性自認」公認の社会的・歴史的機能ですね。

4 北九州市も、朝日新聞も何を間違えているのか。

https://www.asahi.com/articles/ASQ1D6W7YPDSTIPE00N.html?ref=tw_asahi

**男の子として生まれたオオカミちゃんは花飾りをもらって喜んだり、隠れてスカートをはいたりして、一部の友達から「男の子のくせに」といじめられるが、モモマルくんの「男らしいとか女らしいとかじゃなくて、『自分らしい』ことが一番大事」という言葉がきっかけで次第に仲良くなっていく。
 オオカミちゃんには、トランスジェンダーであることに理解を示す母親と、対照的に、受け入れられずに「強くて男らしい息子がほしかった」と言う父親がいる。動画は、モモマルくんら友達の励ましに背中を押されたオオカミちゃんが、母親と一緒に父親と対話をしに向かう場面で終わる。**
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