オウム事件―真相等を知るには  カルト・宗教・犯罪

このブログは一つ下の記事で随時更新しています。

「真相が明らかでない」なぞと大仰に言う以上、「厳格な証明」により認定されている多くの事柄は知ってるんですよねぇ、と言いたくなる。

1、2018年6月成立、8月解散の「真相究明の会」については、深笛義也氏が、下記に読みやすくまとめて下さっています。
https://biz-journal.jp/2018/08/post_24403.html
「2018.08.14ジャーナリズム麻原彰晃の死刑執行を批判する「真相究明の会」森達也氏に、被害対策弁護団・滝本太郎氏が反論」

2、麻原法廷の様子を、興味深い動画アニメで見られます。
「麻原法廷物語1―9話」2018.7-9、ユーチューブにアップ
http://sky.ap.teacup.com/takitaro/2387.html

3、判決例は、私が使っている有料サイトLEX・DB検索にてこんな数あります。
・オウム真理教にて、234件です。
・オウム真理教&刑事にて、88件です。
・オウム真理教&刑事&サリンで、61件です。
・オウム真理教&刑事&薬物で、33件です。
・なおオウム真理教&民事で、146件です。
―裁判所の判断文章のうち判例集に出ているだけでもこんなにあります。日本の司法において、歴史上、最も多くの関係者が長時間関与し、費用もかけたものです。刑事は「厳格な証明」、民事は「証拠の優越」により裁判所の判断が出されました。


4、うち、教祖へのそのまま確定した地裁判決は下記にアップしています。
http://www.cnet-sc.ne.jp/canarium/trial/4-6.html
・そのうち、認定された「教祖指示の抜き出し」などはこちらです。
http://aum-kazoku.boy.jp/?page_id=228 )
・また、教祖がまとめて話した1997.4.24の意見陳述要旨はこちらにあります。
http://www.cnet-sc.ne.jp/canarium/10-7.html

5、買うならば、
・判例タイムズ1151号138頁〜251頁―松本死刑囚の2004.2.27東京地裁確定判決文
・判例タイムズ1232号
134頁〜190頁―確定経緯や訴訟能力に関する東京高裁2006.3.27控訴棄却、同2006.5.29異議審決定、最高裁の2006.9.15決定の3つ
誰でも購入できます。税込2,057円と税込1,965円です。
―うち東京高裁の決定文は、松本死刑囚の法廷での不規則発言など裁判経過とその段階までですが本人状態を詳細に記載してあり、実に興味深いです。

6、 「真相究明」を言うならば、まずはこれらを読み込んでいって下さい。少なくとも麻原刑事法廷の地裁判決、高裁各決定、最高裁決定とかは読んでほしいです。
 まともな「文化人」「知識人」であらんとするならば、ほとんど何も見ないで意見を言うなんてないはずと思いたいです。そんなことでは、他の事柄についての発言も、信頼性を失います。

7、また、森達也氏の著作「A3」授賞への2011.9.2抗議書は下記
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20110903/archive
その後の「創」言説を経ての2015年7月文書は下記にあります。
http://sky.ap.teacup.com/takitaro/2052.html
原稿形式では、xb_unv2015.v.docx

 森さんは、「反論」すると言いながらつまりは反論なきまま。まして「弟子の暴走ゆえに無罪」という一審弁護団に賛同とするとしつつ、教祖の指示があったこと書いてあるとし「動機を知りたい」という。頭が割れる。この二律背反の指摘につき、答えないまま。
 そのツイッター内での、悲しいほどの逃げ論法は下記に保存しました。
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20180905/archive
https://sky.ap.teacup.com/takitaro/2528.html
 森さんは、2018.8あたりから、対外的には「死刑論議」「訴訟能力」問題のみを言っているる、と。今も、アレフ勧誘において、「A3」は「弟子の暴走故に無罪」と書いてあるから、「真相は分からない」として厳然と使われているのにね。
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2019/8/2

2人の死刑執行  カルト・宗教・犯罪

 国民主権だから、天皇の即位の年とは関係なし、ということを示したのだろうと。意外ではあります。この2人や他の死刑囚の中には、10.22の即位の礼での恩赦とか、死刑制度の廃止を期待している人もいるだろうな。
 ★「国民主権の下での死刑執行だから、自分も刑務官に死刑執行をお願いしていることになる」のだという重みを感じるべきなのだろう、と。
  1、主婦2人を相次いで殺害して現金を奪ったとして強盗殺人罪などに問われた庄子幸一死刑囚(64)
  2、福岡県で女性3人を殺害して金品を奪ったなどとして強盗殺人罪などに問われた鈴木泰徳死刑囚(50)

 1は、地元神奈川県大和での事件、地元なんですよね。破綻した詐欺会社経済革命倶楽部KKCも出てくる。また共犯女性と同じマンションに住んでた人も被害者。発見者は子どもらだったりして涙の出る事件。地元で人の恐ろしさを知らしめた事件でした。
 そもそも故庄子が、少しく堕落していた女性に対し、色々嘘をついてはめていくと。祈祷師も登場する。で、2人で逃避行などし追い詰められていた時、故庄子が、祈祷師からのテレパシー的会話によるとして「自分たちが世の中に出るには,5つの扉があって,これを排除しなければいけない,5つの扉とは5人のこと,排除とは殺すこと,5人には,天国を見せてから地獄に落とさなきゃいけない、天国とはセックスで絶頂感、地獄とは苦しめて死なすこと」とかいって、つまりは1人また1人を、共犯女性とともに殺したと。
 故庄子は、法廷でもハチャメチャな話ばかりを言い、殺された人は幸せになってるとかも言ってた。オウム真理教の裁判で示された発想、残ったオウム幹部が言ってた「教団の守護者になっている」と同じ発想。まあ責任能力も争ったと。
 故庄子についての罪名は、正確には、各強盗強姦未遂、強盗殺人、強盗強姦、窃盗、住居侵入、強盗強姦、窃盗です。
 2人とも強く断罪され、2人とも死刑求刑。もともと宗教好き、信じやすすぎた共犯女性への、マインド・コントロールの成立自体は否定されたけれど、無期懲役でした。

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2019/7/26

1年≒10倍のスピード  カルト・宗教・犯罪

1年間って早いもんですね。6人が死刑になった日です。

 子どもの頃はそうは感じていなかった。それは、1年間は、10歳ならば物心ついた4歳あたりからまあ6分の1だが、60歳だと56分の1だからではと思う。すなわち、60歳は10歳よりも、10倍ほどのスピードなんだと。


 坂本事件からは30年になんなんとする。地下鉄サリン事件、事件の発覚からは24年を過ぎてもいると。
 ここ10年での新しい信者らは、最初の教えのまま「デッチ上げ」「教祖は関与していない」と信じたいものであろうが、実は争えないと分かった後は、そのかなりの部分が「昔のこと」「自分にはメリットがある教え、教団だから関係がない」となる。


 いつか死んだら、皆に会えるなあ、と。
 
 
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2019/7/16

投票とカルト度  カルト・宗教・犯罪

http://dailycult.blogspot.com/2019/07/2019228.html
うーん、ここまでなると逆に投票の参考にならなくなってしまうなあ。
「カルト」の問題は、
1、「カルト度」という言葉で示される通り、それぞれの団体で程度が異なること、
2、1つの団体でも国により、時期によりカルト度は異なること、(統一協会については日本において最もカルト度が高い、オウム集団は1994−5年が最も高いなど)
3、それぞれの団体への関与・支援受けについても、ヒノ・モノ・カネの観点から、人によって違うことから、
4、そもそも選挙では、相対的な評価しかできないものでもあるので。
うーん。
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2019/7/6

罰則入りヘイトスピーチ条例  カルト・宗教・犯罪

川崎市の罰則入りヘイトスピーチ条例の案について。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-177109.html

まだ具体的な条文までは出はていないのかな。これ、神奈川県内の弁護士の間でも議論があります。他のことで同じ考えばかりの弁護士間でも、刑事弁護畑の方々を中心に批判、不安の吐露もある。

地元弁護士会では、下記の通り6.13一応賛成の議決をしたけれど、具体的な条例案への態度はあいまいにて。
http://www.kanaben.or.jp/profile/gaiyou/statement/2019/post-313.html


・「50万円以下の罰金」とする。
・市の勧告、命令に従わずにヘイトスピーチを繰り返した場合にのみ適用する
・差別的言動の定義を
▽市内の道路や公園など公共の場で行うもの
▽国外退去や危害を告知したり侮蔑したりするもの
▽拡声器を使ったりビラなどで配布されたりしたもの−と限定化かつ明確化
・市長による勧告、命令と段階を踏み、それでも従わなかった場合に氏名の公表と刑事告発
・命令の際は、有識者でつくる「差別防止対策等審査会」に意見聴取する


私、下記の通りにて賛成します。
・条例では2年以下の懲役、100万円以下の罰金まででき、
・刑法では個人あてである名誉毀損罪で3年以下か50万円以下である
・のたに対して、50万円以下の罰金と考慮していること。
・上記手続きからして、刑事処罰として重要な「謙抑性」を守っていること、
・ヘイトスピーチがやまず、多く涙が流れ恐怖があるという「立法事実」があること、
・もとより、仮に後に拡大させようとする場合、それぞれに大激論をしていくべきこと。
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2019/7/6

謝罪しないアレフ  カルト・宗教・犯罪

謝罪しないアレフ

 丸1年ですね。いろいろと考えてしまいます。

 オウム真理教から名を変えた「アレフ」は、いまだ総括・謝罪もしないまま。1年前、教祖の死刑執行もあったのに、なんのメッセージも出さないまま。

 まあ、判決文も読み込まないまま「真相がわからない」なんていう一部メディア・知識人もいたりするし、関係者で未だ教祖の指示による事件だったことを保留としたままの人もいるから、こんな態度も不思議ではないのだが。そんなのも「歴史修正主義」なんだろうな。

 そう、昨年の死刑執行後、アレフが出したのは、広報部の下記2019.3.18のもののみ。そう地下鉄サリン事件につき、「哀悼の意」「ご冥福を祈る」だけ。
 松本サリン、坂本3人事件などその他には殺人事件は忘れて、とでも言いたいのかな。
 アレフは、自ら今も麻原の写真を掲げ、その教えに従っているのに、団体として「謝罪」のないまま。
   ******
アレフ広報部サイト
http://info.aleph.to/news/201903.html
icon 2019年3月18日(月)
 95年の地下鉄サリン事件から今年で24年を迎えます。オウム真理教の流れを受け継ぐ団体として事件を重く受け止め、立場を問わず、一連の事件に関係して亡くなられたすべての人たちに対して深く哀悼の意を捧げ、改めてご冥福をお祈りいたします。また、一連の事件の被害者の方々に対する補償については、これからも継続していく所存です。
   ******


 「救済としての殺人」という教えだから、こうなる。 教祖は、法廷ではそんなことを言わず弟子のせいにしていただけだったけれどね。
 実際アレフの旧代表上祐が出所直後、2000年1月16日頃の会議で示した通り「殺された人は今、感謝している守護者」という位置づけなのだから、こういうことになる。
https://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20060502/archive
http://www.cnet-sc.ne.jp/canarium/shiryou21-.htm

 まあ、今のアレフは、この上祐提案にあった、形ばかりの団体としての謝罪方針さえも変えてしまった、と。それゆえに先日の東京地裁の判決―原告がオウム真理教犯罪被害者支援機構原告、被告がアレフ、10億円程を支払え―があるのに、とんと支払わないのだと。

 新たなグルの出現をもとめて、じっとしている、のだと。
 「麻原彰晃尊師」こそが、「ホー湖面に映る虚像」だったんだがなあ。

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2019/7/5

田原牧特報部長だと―東京新聞  カルト・宗教・犯罪

弱ったもんだ。
クリックすると元のサイズで表示します
(東京新聞ウェブに未だ出ていないので記事の写真データを出しました。ウェブに出ればそこを紹介しつつ削除します。https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/

なにが「深まる闇」だ。
混迷しているのはご自身でしょうが。


 それにしても、オウム真理教の名前を変えた団体アレフの、幹部である荒木君の言葉を中心に、なんでここまで書けるのだろう。「真理のための嘘」を平気で言えるオウム集団の本質を、とんと知らないのかね。反面取材などせず、よくもまあ「嘘をつくのがワーク」のアレフ幹部の荒木君から聞いた話のみで書けるものだと。東京新聞特報部は、アレフの宣伝部隊なのかいな。

アレフの、例えば、下記が勧誘方法
https://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20190210/archive
アレフの、例えば、下記が私の出した脱会通知
https://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20151209/archive

又は知らないふりして、そのままを書いているのか。聞いたことをそのまま書くんなら簡単なこと、斜めから見た感じの文章となり、好みに合う人もいるのかな。
・それは、オウム集団に利用された「知識人」と同じなのに。
・それは、オウム集団をヨイショし、拡大に寄与している人なのだということなのに。

記者は田原牧氏といい、後に東京新聞に入った著名な記者の模様
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E5%8E%9F%E7%89%A7

ああ、田原氏は、2012.7.12、ジャスミンの残り香―『アラブの春』が変えたもの」に、第12回開高健ノンフィクション賞(集英社主催)を授与された、著名な人。でまあ、その選考委員の一人は、あの荒木君とも親しい森達也氏でもあったなあ。

※ 公務員にも、記者にも危なっかしい人は、昔から多いものです。
※ 東京新聞は、オウム問題については瀬口さんら素敵な人もいるのに、何をやってるのか。東京新聞のこの記事が、アレフの勧誘の際に利用されること、アレフがダミー勧誘はしていないとする主張に利用されることに、気が付かないのかね。


「善意の表現者」、それも碌に調べず、斜めから見て高説をたれたがる表現者には困ったものです。しょもな。

もう東京新聞、やめようかな、とも思ってしまった。

追伸「新聞記者」という映画を見ようかな、と思ったら、森達也氏が支援しているとしてエンドロールに出てくるのだと、ガクッ、馬鹿な話だ
 9条改憲阻止についても、死刑廃止についても森達也氏を、未だ使っているところがある。故早川、宮前や、無期懲役杉本に「違うよ」と言われながら、麻原無罪主張の論理である一審弁護団「弟子の暴走」に賛同と言ってる人。一方で、同じ書籍「A3」内で「サリンを撒けと指示したことを認め、その麻原の動機を知りたい」と有罪を前提に書いている人。判決公判を見ただけで、傍聴記や判決文さえ読み込まず高説をたれている人。まさにフェイクの人なのに。ああ礼儀正しい故米山真理氏も、下山事件の本につき、そのフェイクを罵倒した対象の人なのに。こんなことでは死刑廃止はできず(それはいいけれど)、9条改憲も止められないなぁ。暗澹とする。

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