2009/10/23

迷路というか隘路というか  他の本など紹介

太陽を曳く馬〈上〉
太陽を曳く馬〈下〉 高村 薫 (単行本-2009/7)
出版社: 新潮社 (2009/07)

読みましたよ。
下巻の方は時間がかかりましたが。

なんとも、「迷路というか隘路というか」
そこに陥ってしまったんでしょうね。
連作の一つ、この段階での本のようですが、なんとも。

下巻でオウム論議や、神秘体験論議というか出てきますが、
このなくなった青年をもって、
オウム信者の典型だと思われたり、
オウム問題のたとえ一タンでも分かったと思われたら、困る、と。

オウムは宗教団体であると同時に、強烈なカルト団体でした。
すなわち、グルを絶対的なものとすることが本質。

それがすっぽり抜けたままで
まあつまりは、

1−「人は人を殺してはならないのか」の問い
2−現世は幻の感覚について
議論していては、何ら本質に近づけない、と。

自分の思考実験やら土俵の前に、事実を知る所から始めて欲しいものです。

まあ、麻原に呑み込まれたか、と感じる
村上春樹著「1Q84」よりはいいけれど。

劇とか、映画では、中には、「ここからは遠い国」とか「ディスタンス」とか「カナリヤ」みたいに、たとえその一部で本質が示されているなぁと感じるものもあるのに、不思議。

ちなみにオウム問題は、今も日々続いています。
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