2006/7/26

匿名性と「権力」  メディア・ネット

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中国、ネット規制巧妙化 “抜け道”ブラウザに対抗

> 【北京=福島香織】中国が国家プロジェクトとして進めているネット規制システム「金盾」をバージョンアップし、パソコン別検閲が可能となるなど、より巧妙化
>初夏にかけてMSN、hotmailやグーグル、国内大手検索サーチエンジンの新浪、捜狐などが相次いでアクセス障害やサービス停止
>関係者は、これをネットを規制するという政策のために必要なバージョンアップ作業、検閲対象用語の増加のためとしていた。

>金盾プロジェクトの技術関係者によれば、今回のバージョンアップは単なる検閲対象ワードの増加だけでなく、システム自体が進化したと
>検閲対象用語をもとに、サイトへ一律に接続遮断を行っていたが、今後はパソコンのIPアドレス(ネット上の識別番号)ごとに、アクセス履歴を解析、そのユーザーの政治的傾向を分析した上で接続の可否を判断していく
>娯楽サイトしかアクセスしていないパソコンが、「人権」という用語で検索したり、人権サイトにアクセスしたりしても問題ない
>チベットやウイグル族関連のサイトにアクセスし続けたあとに接続しようとすると、遮断される仕組みになる

>同じサイトでも接続できる人と接続できない人が出て、特定の用語やサイトがアクセス禁止の対象となった印象を与えにくい。
>遮断された方も接続できないのはネット規制によるものではなく、自分のパソコンやサーバーの調子が悪いためだと納得してしまいがち
>検閲されていると気づかせないように、巧妙にネット規制を実施するのが狙い

>ネット規制の巧妙化の背景には、規制が厳しくなるほど、その対抗システムが発達するという状況がある。
−中略−−

>中国インターネット情報センターによれば6月末まで
>ネット人口は1億2300万人
>ネット普及率は9.4%。
>半年前1500万人だったブロガーは2800万人
【2006/07/25 東京朝刊から】

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 昔、政治学の担当教授からは、「権力」とは、社会的価値の権威的配分と定義する、と習った。なるほど、とは思う。
 しかし、上のような記事を見ると、これこそが権力の近未来的将来なんだろうなぁと思う。ひどいものだ。

 匿名性(極端なのはハンドルネイムもいらない「名無し」ばかりの2チャンネル掲示板群なんだろう)
は、ネットにおいてなんとしても守るべきものです。

 名誉毀損その他については、最低限のサーバーの協力は必要だけれど、もう法律上はそれが限度とすべきではないか、と考える。

 日本では戦時中であっても、公衆便所の板には、東条英機や天皇についてまで批判する落書きがあったという。
 落書きを広くできる社会であってこそ、(しょもないのが99あっても1つの大切な言論、情報提供があるものです、実際。)危ないファシズム、管理社会を止められるのだから。

 「1984年」だったか、カメラ社会、人相自働認識まで計画されているイギリスと、ネット規制の中国。英米で支配するエシュロン。

 恐ろしい話に過ぎる。
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2006/8/20  18:57

 

 ネットの匿名性というのは、現実社会での知人等をいじめるのにも活用できるようです 



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