2019/3/25

判決文「判決要旨」は国民の共有財産  憲法・社会・官僚・人権

判決文「判決要旨」は国民の共有財産

ツイッター見ていたら「小笠原淳」さん、という人が努力していた。
https://twitter.com/ogasawarajun
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旭川地方裁判所から電話。
今月28日に判決言い渡しがある覚醒剤事件につき、地元記者クラブに対して認めている「判決要旨文の提供」及び「開廷前撮影の許可」を申請していたが、いずれも不許可が決まった。判断の主体は「裁判所」で、理由は「言えない」と。さすが“三権”の中で最も閉鎖的なお役所。 0:27 - 2019年3月25日
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 敬服です。新聞社にあって、配布される「判決要旨」の全文を新聞に出す、少なくともネットにPDFで出すならば、まあまだ、この結論も納得できるのですが。
 税金をかけて裁判をし、裁判所が匿名化・重要な点のみ記載した「要旨」は、国民がそのまま知る権利がある筈。

 メディアにあって、その「判決要旨」の一部を記載する、それも本質でない所を自社の主張や見方に合わせて報道しているよぉ、と言いたいこととか、しばしばあります。目に余ります。「判決要旨」をすべて出して読者が判断すべきものなのに。

 で、難しい裁判でめったなことは言えないことがある。下記などです。本日判決の下記など。その場合、「判決要旨」の全文を、国民は得ていいはずだと。
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https://www.asahi.com/articles/ASM3T425CM3TUOOB004.html?fbclid=IwAR2Uxvw5p5RFhdmEvSNKHFCZ2XgDrZeXMXfdVdqL4u2OGKS1b8xLHXW3RvU
・長野県特別養護老人ホーム、女性入所者が事案の1カ月後に死亡。
・食事介助中に十分な注意を払わなかったなどとして、業務上過失致死の罪
・准看護師に求刑通り罰金20万円の有罪判決を言い渡した。−−−
・食事介助中の出来事を罪に問うことは介護現場での萎縮を招くとして、裁判は介護関係者の強い関心
・無罪を求める約44万5500筆の署名が裁判所に提出。弁護団も結成され、公判はこの日の判決も含めて23回
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 メディアは、このような場合、「判決要旨」をそのまま流してほしい。

 「判決要旨」は何故か、記者クラブだけがもらえるものです。当事者でさえもらえない。

 民事は当日全文−実に長いことがある−の貰えるが、刑事事件ではその日は言葉で聞くだけであり判決文も貰えない、実に困る。

 結果、当事者・関係者にあっても、記者クラブから「判決要旨」をもらおうとする、なんてのは実に本末転倒した事態。

 「判決要旨」は、匿名化され、裁判所として重要だとしたところだけ記載してある。 それは国民の共有財産です。メディアは「国民の知る権利」に尽くすはずだろうが、と。そのまま流されるべきだと。今はネットがある。PDFにして新聞社がサイトに出せばいい話なのだ。

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