2020/3/16

日本国首相安倍晋三様―声明等を  カルト・宗教・犯罪

 当職は、相模原事件一被害者美帆さん遺族の参加弁護士です。お願いがあります。本日、判決でした。

 是非とも早急に、「被告人の行為は決して許さない。重度知的障害者もともに生きていく日本としていく。被告人の言う「安楽死」はあり得ず、このテロ事件は、決して許さない」趣旨の声明を出して下さい。

 政府は、事件当時「事件を徹底的に究明し、再発防止・安全確保に全力」「様々な観点から、必要な対策を早急に検討し、出来るところから速やかに実行。内閣一丸となって対応」とし、措置入院後のフォローアップ問題に取り組みましたが、裁判では、その問題だけではないと明確になりました。

 被告人は、そもそも平成28年2月の手紙で、政府に被告人の言う「安楽死」を求め、まず自分が殺すことの「決断」を問うたのです。日本国政府は、これに明確に答えねばならないが、まだ示していません。生産性・コスト意識ばかりの考えを、しっかりと否定する声明を出さないといけません。

 できれば、首相も現地に行って、国民にアピールして下さい。広く共感されましょう。この機会に国会に特別委員を設置して、それ以外の諸資料と各所からの意見聴取を経て、しっかりと報告書を作ってください。これらをしないと、類似する人が、国は黙認したと捉える可能性があります。

 テロ事件で訴えられた内容は、それが衝撃的であるとき、国民に広く示すためにこそ、国の責任者がしっかり応答する必要があります。是非とも早急に、「被告人の行為は決して許されない。重度知的障害者もともに生きていく日本としていく。」などの趣旨の声明を出して下さい。国民は広く賛同しましょう。


―上記氏を首相ツイッターに書き込んだが、何とか声明を出し、現地に行ってしてくれないかなあ。批判すべきはするが、何と言っても安倍晋三氏が今、日本のリーダーなのだから―
https://twitter.com/kantei/status/1238749574048542721
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2020/3/16

相模原重度障害者多数殺傷テロ事件―判決  カルト・宗教・犯罪

本日、「相模原重度障害者多数殺傷テロ事件」の判決でした。
1、横浜地方裁判所101号法廷

2、一般傍聴席は、新型コロナ対応でしょう、間をあけて座ってもらうために10人ほどとなりました。その右側はいつものように遮蔽ある参加被害者本人の席で満杯でした。左側は報道用の席でこれまた満杯でした。一般席との間には唾がとばないようにか、透明の板がありました。被害者さんが編越しの席も満杯でした。

3、咳の1つも出ないよう皆していました。被告人はマスクなしです。ミトンはなし。

4.午後1時30分からで、2時20分頃には終わっていました。

5、主文は後回しとなりました。

6.最後の「主文」を言う時には、通例は被告人を立たせるものですが、立たせもせず、言い渡していました。

7.そして、法律上必要な控訴が可能との説明をし、直ちに閉廷

8、裁判長の「説諭」― 刑事訴訟規則221条の 「裁判長は、判決の宣告をした後、被告人に対し、その将来について適当な訓戒をすることができる」も、全くしないままでした。

9、被告人は、なにが不満だったのか、閉廷が言われた直後に「一言いいですか」と手を上げましたが、裁判長は、閉廷!とアクションし、終了となりました。
(追加―この最後、被告人が言いたかった内容につき、NHK記者が面会して聞いた結果は、下記にて)
しかし、被告が語ったのは…「世界平和に一歩近づけるにはマリファナが必要ですと発言しようとしていた」「謝罪は考えていなかった」そう語ったあと控訴をしないと考える理由についてこう言いました。「この事件って面倒くさいじゃないですか。うん、この事件は面倒くさいなとつくづく思います」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200318/k10012337611000.html?utm_int=tokushu-web_contents_list-items_004_more

10、被告人は、私から見て、終始不満そうな顔をしていました。

11、参加弁護士には、判決文―記者宛てと同じものでしょう―をくれるというので貰うと、本文は法律上の争点である責任能力と、量刑理由は最小限を記載しただけの20ページでした。
−法廷に多くの関係ゃがひしめているので、新コロナウイルスの感染を心配したのかもしれないが、不満が残ります。

(判決文―公開用の匿名、一覧表のないものがもうアップされているんですね。ご参考までに
https://www.buzzfeed.com/jp/reonahisamatsu/sagamihara-verdict?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharetwitter )

・美帆さん母が急ぎ作成したコメントをもらいました。下記です。
クリックすると元のサイズで表示します
  当然の結果だと思う。
  悲しみは変わらない。
  けれど1つの区切りだと思う。
  大きな区切りであるけれど終わりではない。
  19の命を無駄にしないよう
  これから自分の出来ることをしながら
  生きていこうと思います。
    2020年3月16日
            美 帆 の 母


 尾野さん、その次のやまゆり園の法人理事長・園長の記者会見を聞いた後、自分も記者会見をしました。私の冒頭発言の要旨は、下記のとおりです。
 なお、岩永直子さんという方の滝本会見についての記事は下記リンク先です。
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/hanketsu-takimoto

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当職の記者会見冒頭の骨子 2020.3.16
1、美帆さん母の判決を受けてのコメントを配布し、読みます。***(上記の通り)です。

2、判決について。
 判決理由には、テロ事件であることも、ヘイト事件であることの指摘もなく、不十分だった。日本国がこれは到底認められないと言わないならば、裁判所が明確に指摘し、言わなければならないのに、それができていない。不満である。本文は20ぺージどまり、県の28.11.25検証報告書でさえ本文36ページなのに。新型コロナの問題で早く朗読を終えたかったから、なぞとは言ってほしくない。

3、裁判員、補充員の質問はありがたかった。
 弁護人の責任能力に関してのみの質問は、その点だけは被告人の意向に反するが主張するため、他は従う外ないから実にいろいろなことを聞かなかったことの理解は一応する。一方、検察官の動機解明の不十分さには、不満があった。被害者参加弁護士に委任された感があるが、同人らが異例のことにい色々と質問しなかったならば、実に形式的な裁判になってしまっだろう。
 被害者参加人、参加弁護士の皆も頑張り、加えて裁判員らの質問こそが充実していた、前代未聞の審理でした。被害者参加制度はとても大切なものだと思う。

4、弁護側について。
死刑違憲論を最後まで主張しなかったことか注目される。争う余地あるのは責任能力と死刑違憲論だけなのだから。死刑廃止論をとるならば、今回の弁護人の方針を批判しないことはまったく理解できない。

5、検察側において。現場の実況見分写真だけで5000枚を超える写真と説明、図面化などあり、大変な事件だったと思う。多数の被害者・参加弁護士への対応も大変だったと思う。
 だが、肝心な動機の認定の前提となる成長過程の調査が不十分だったと思う。26歳と若い時の重大事件なのだから、少年事件での社会記録のようなものがあっても良かったはずである。友人らの多数の調書はよく努力されたと思うが、裁判には記録として出なかった両親からの事情聴取、通信簿にある様々な評価、そして各先生方からの事情聴取があっても良かったはずである。

 「障害者はいらない」という作文1つについても、その内容、学校対応などなど、裏付けをとって調べてよかったはずだと思う。(あるいは調べてあるが被害者参加弁護士には開示されないのかもしれない。それら内容は今後の各メディアらの取材や、後の研究に任せたい。)

6、警察について。事件前日、放置した自動車をとりに被告人が津久井警察に来ている。もともとやまゆり園がらみで同年2月の国への手紙という問題行動をした被告人であり、友人らとともに大麻を常用していた人。なんとか異様さに気づかなかったのか、同警察にあってどうして留意しなかったのかが、悔やまれる。

7、友人らについて。本人が危うい考えを実行しようとしているのは、措置入院前だけでなく、その後の事件直前も何人かは分かっていた。警察に通報しなかったことが悔やまれる。または通報したが、それが調書に記載されなかったのか。もしそうであれば、メディアに伝えるなどして、何とか真相をより明らかにして欲しい。

8、やまゆり園について。先ほど、理事長と園長の記者会見を聞いた。この段階になっても「お詫び」の言葉が聞けないことが残念です。何も法的な責任を問うのではない、美帆さん遺族も問うていない。お世話になり又努力されたことは、県の検証委員会の報告からも分かる。だが、職員教育に足りない所があったこと、直前の対応が不十分だったことは確かである。
直前については、被告人が危ういので防犯カメラをつけたが、なぜそれを警備員が見ている体制をとれなかったのか、非常通報システムまでとっていないならば、時になされる「火災の非常ボダンを押せ」との指導が取れなかったのか、である。

 職員教育については、被告人は2012.12.1臨時職員、2013.4.1正規職員となり、2014.12.31に背中の刺青のことが分かったと検証報告にある。が、臨時職員である模様の早期のうちから不良職員だと分かっていたとの調書もある。管理者は「ヤンチャだが云々」と説明するが甘かったのは確かだ。

 背中に一杯の刺青が分かった段階で、その異様さに更に気づき(相談した弁護士がそれで解雇が無理だと述べても)、なんとか解雇する方針とし、不良な仕事の態度をもって戒告を重ねて解雇するなどなぜできなかったのか(一般事件で時にすることです)、検討すべきだと思う。いかに人で不足だったとしても。

 特に、「重度的障害の受容」は職員にとっても必要なはず。当職は、以来の趣旨でもあるから白々しい裁判としたくなく、被告人質問で「大人のウンチの臭いを覚えていますか」から聞いたが、被告人にあって、家族らの受容過程を知らないままに来た、自らが受容もできていなかったからことは質問への回答から判明した。被告人にあって「重度知的障害の受容」ができていなかったから起きた事件です。

9、改めて判決文は、
 事件の動機につき検察と同様に勤務後のことだけを認定しており、不十分だと思う。検察の責任でもある。被告人は、ナチス思想もしないままに重度知的障害者をなくすべし、という思想になってしまったのに、歴史に残らない歴史の糧とならない判決文になってしまった。
動機は、@被告人の成長過程で生じた知的障害者への悪意・侮蔑感、A「役に立つ自分」でいたい、一発逆転としたいための浅薄な考え、B大人になって目立てないことの不満という自己顕示欲が、真実のところだと思う。

 たしかに、重度知的障害者はいらないという確信犯だが、より検討しての「心失者」なる言葉も後知恵の言葉であり、その浅薄さと矛盾は、被害者参加弁護士らの質問と回答で、完膚なきまでに判明した。むしろ「自分の悪意・侮蔑感に基づいてヘイト犯罪をしたことの正当性を図るため、事件後に思想を言葉にして固めてきた」という経過だと思われる。

 以上です。以下は質問・回答にて。
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2020/3/16

憲法に緊急事態条項を入れる一つの意味  憲法・社会・官僚・人権

3月14日6時からの首相記者会見で、安倍首相はこう説明したと。
岩上さんの質問、素敵です。

岩上安身
@iwakamiyasumi · 12時間前
私の質問は実質2問。最初の(新型インフルエンザ等対策特別措置法)特措法の非常事態宣言に関しては「報道の自由は守られる」「独裁はない」と安倍総理は回答。
しかし総理は「改憲による緊急事態条項は、非常事態宣言とは全く違う」とし、報道の自由も約束せず、安倍独裁も否定せず、「国民が選ぶものだ」とだけ回答した。ここに要注意!

https://twitter.com/shin19infinity/status/1239133362607902720
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