2018/8/21

大逆事件との比較  カルト・宗教・犯罪

 「100年もどってしまった」と安田弁護士が言っているので、書いておきます。

 1910年の「大逆事件」は、天皇暗殺計画かな、「被害者」として誰も死んでおらずケガもしていない事件。主権者天皇に対するいわば謀反の罪であり、幸徳秋水を含め、非公開裁判で24人が死刑判決となって事件、あっという間に死刑判決・確定とされ、あっという間にうち12人が死刑執行されてしまったもの、そしてこの犯罪類型であっても真実関係していたのは5人とかで、幸徳秋水らは冤罪だったとされている事件。

 かたや、オウム事件は起訴された事件だけで27人殺され、核爆弾に匹敵するサリンを無差別に2回使った事件です。ちなみに、裁判は精密にやってきており、各事件ともに麻原の指示があったことは明白。もちろん、弟子らについては、マインド・コントロール、薬物の影響や、弟子らとしては宗教殺人だったという観点が不十分ですから、完全ではないけれど。
 
 実質的な被害者の存否、それなりにまともな裁判の存否、あまりに違う。それを、同じ多数の死刑判決・執行事件として比較するってのは、それデマゴギーでしょう。若い時の学生運動のノリかしら、と。そんなこと言ってると、死刑廃止は遠のくばかりでしょう、と言いたい。
 
 10年前くらいだったかな、高知の四万十にある大逆事件、幸徳秋水のお墓にはお参りしてきた。検察庁のすぐそばにあるが、地元の墓、とても大切にされていた。なにせ「幸徳秋水、名は伝次郎」であり、私もその類で初めて読んだ「社会主義神髄」の著者ですもん。

 私もオウム事件につき、12人の死刑は不要、首謀者の麻原のみで必要十分と考える。
 しかしいくらなんでも、これは違うだろうが。

幸徳秋水らが怒っているよ、と。

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2018/8/21

伏してお願い  カルト・宗教・犯罪

 下村健一さん、末尾のによれば「オウム事件真相究明の会」に、単純に賛同した訳ではなかったんですね。下村さんも入っていると言われて入った人はいなかったのかなあ、それも心配です。
(この会の事務局って、場所も人も出ていないなあ)


 誰であっても特にオウム事件の「真相究明」をする気がなく、要するに「麻原の死刑執行に反対だった」とか「麻原死刑囚は受刑能力ない可能性があるから治療すべきだった」とか「高裁の対応はおかしい」とか「麻原の動機を知りたいのに」というだけの立場の方は、呼びかけ人や賛同者から名前をおろしてほしいなあ。

 8月24日が最後の集まりだということだが、そのまま「解散」となることを恐れます。「真相究明の会」というネーミングは、「でっち上げだ」次に「弟子の暴走だ」と言っているアレフらの勧誘支援になるところ、解散すれば名も下ろせず、取り返しがつかなくなってしまう。その一人ひとりのお名前ともども利用され続けるんです。

 森氏は構わないのだろうけれど。
彼は、麻原が指示したことを前提として「その動機を知りたい」とする一方で、指示していないことを意味する「弟子の暴走」「弟子の過剰な忖度」、だから無罪とする一審弁護団の無罪主張に賛同するとしている。(頭が割れてしまいます)。その後者の文脈ではアレフと同じ主張であり、アレフが布教してなぜ悪いとも言ってるんだから、構わないんだろうと。
 
(なお、一審弁護団が職務上、この主張なのは理解してます。大変な苦労だったろうと。私とて本人が無罪と言ったり、ホントはしたけれど無罪主張してくれと言ってこちらの説得に応じないときは工夫します。DV事件で昔そんなことがあって苦労したです。本人と反対のことを言えば懲戒処分ですし、国選だから勝手に辞任できないし。)


 また「真相究明」と言いたい方は、司法で何が認定されたのかをまず知ってください。判例集にあるだけでもその判決・決定は234本、「厳格な証明」による刑事関係は88本となります。低い値段で有料の判例サイトに入れます。また麻原判決や傍聴記録などは、もっと簡単に入手できます。日本の刑事司法史上、もっとも手間暇かけた多くの裁判の成果物なんですよ。
 認定された「真相」も知らずに、批判などできるはずもない。当たり前すぎるでしょうが。

http://www.aum-shinsokyumei.com/2018/08/18/post-1006/
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本会HPの「賛同人からのメッセージ」ページの目次に、下村健一様のお名前が掲載されていることをご指摘いただきました。
下村様は、会の発足直後、ご承諾のもとご賛同人として一時期お名前を掲載させていただいおりましたが、その後、「『なぜ賛同なのか』語らぬままの“白紙賛同”のような見え方が、自分としても気持ち良くない」との理由から、賛同の条件や範囲について自ら書くまでは連名されないというご意向をいただき、お名前を取り下げさせていただいております。
この度、同ページの目次にお名前が掲載されていたことは、目次作成時の事務局側の作業ミスによるものであり、本会としては、ご賛同人に連名いただいているという認識はございません。
下村様、ならびにご関係者のみなさまにご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。  2018.8.17 オウム事件真相究明の会 事務局
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