2016/7/8


以下は、私なりのまとめ

その1 よい制度か?
「民主主義は他の制度より少しはましなだけのものだが、民主主義でなくなっていく過程と結果は少しの血涙にとどまらない。」

その2 少数意見について
「民主主義の本質は、感情的ではない議論を尽くすこと、意見の共通点と相違点を明確にすること、少数意見を尊重しつつもちろん圧殺もしないこと、しかし少数意見は結局、当面切り捨てること、そして基本的人権は多数意見によっても侵害させないこと。」

その3 永遠の闘い
「民主主義を否定する勢力を侮ってはならず、言論のうえでは少しも許容してもならない。民主主義は、民主主義を否定する勢力との間の、永遠の闘いでもある」

その4 共闘と寛容性
「民主主義は、人の意見の違いを当然の前提とする。同じ政党にあっても根幹的な所以外が違いうるのは当たり前だ。そして憲法の基本原理が崩壊するような事態などの時は、政党を超えて共に闘う必要がある。その場合「戦略」を共にするが根幹は違うのだから、相互に最大限の寛容性を必要とする。」


なお、知らなかった人の言葉で、ああと思ったもの
その1 「民主主義なき愛国心は軍国主義に堕する、愛国心なき民主主義は放縦に堕する」矢部貞治(政治学者)
その2 「正義を取り扱うことのできる人間の能力が民主主義を可能にする。しかし、不正義に陥りがちな人間の傾向が民主主義を必要とする」ラインホルド・ニーバー(神学者)
その3 「民主主義は、いかなる人にも己自身の抑圧者となる権利を与える」ジェームズ・ラッセル・ローウェル(米国の詩人・外交官)
また、そのうち、戦前日本の政治家、尾崎行雄(憲政の神様)の言葉で、へえ、と思ったもの
その4 「利害損得のみに執着する日本人の封建思想をたたき直して、正邪善悪に基づいて行動する人間をつくることが、民主主義の目的であり、教育者の使命である」
その5 「近頃、民主主義をはきちがえて、自分の、または少数団体の欲望を満たすために、他の多数の迷惑を顧みず、わがまま勝手を振る舞う心得違いのものがだいぶ増えたようだ。こうゆう不心得ものに、正邪善悪の物差しを教え込むことが、民主主義教育の一大使命である」
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