2011/11/19

備忘録−中川死刑囚の短歌  カルト・宗教・犯罪


2011.11.18、最高裁でも死刑でした。

17日、元オウム真理教・中川智正被告が短歌 弁護人を通じて公表

「りんご樹をこの世の底で今植える あす朝罪で身は滅ぶとも」

「恐ろしき事なす時の我が顔を見たはずの月 今夜も静(さや)けし」

「遺(のこ)しおくその言の葉に身を替えて第二の我に語りかけたし


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2011/11/19

備忘録−産経新聞にて  カルト・宗教・犯罪

備忘録−産経新聞 【16年目の終結 オウム裁判】
(5)滝本太郎弁護士「信者なくなるまで戦う」
2011.11.16 11:37

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 今月3日、翌日の命日を前に鎌倉・円覚寺で営まれた坂本堤弁護士=当時(33)=一家の二十三回忌法要。滝本太郎弁護士(54)は墓前に手を合わせた。「21日で全員の判決が確定しちゃうよ。どうしたらいいかな」

 オウム被害者弁護団の活動をするなかで、教団の凶行の犠牲になった坂本弁護士とは彼の司法修習時代から、酒を酌み交わす仲だった。
 「坂本だけをオウムに立ち向かわせてしまった」
 猛烈な後悔の念が、滝本さんの人生を変えた。

 滝本さんは一連の裁判で、教祖の麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚(56)以外の死刑執行反対を訴えてきた。一連の事件は、麻原死刑囚によるマインドコントロールのもとで起きたと考えるからだ。だから、教団施設の調査や、信者の脱会活動を積極的に展開した。
 そんな熱心な活動ぶりが「『魔法』を使って滝本をポア(転生の意。殺人を正当化する教団用語)する」(麻原死刑囚)と標的になるまで、時間はかからなかった。
 平成6年5月、車のフロントガラスからサリンを流し込まれた。太陽が「縁だけ赤く、黒っぽく」見え、間もなく嘔吐(おうと)。

 それでも、「オウムをなくすのが坂本の無念を晴らすこと」という信念は揺るがなかった。7年6月、信者の脱会後の生活をサポートする「カナリヤの会」を発足。裁判の傍聴や、拘置所にいる幹部らへの面会も積極的にした。
 「信者がマインドコントロールされる過程を知り、再発防止につなげたい」という一心からだ。
 「カナリヤ」には元出家者100人以上が訪れたが、麻原死刑囚の呪縛から解き放たれるまでに10年の歳月を要するケースもあった。3人に1人は精神科に通院した。苦悩の末に命を絶つ元信者もいた。
 オウム事件の実相に近づくほど、「洗脳」の深刻さは実感を増した。多くの命を奪った教団幹部たちでさえ、そんな“被害者”と考えるようになった。

 印象に残る幹部の一人が上告中に拘置所で面会した林泰男死刑囚(53)だ。地下鉄サリン事件で、他の実行役がサリンの入った袋を2つ持ったのに、林死刑囚は3つ持ち込み“殺人マシン”と言われた。
 「少しは悪い感じのやつだったらよかったのに…」。当時の様子を率直に振り返る話しぶりからは、死刑を言い渡した1審判決ですら「人間性自体を取り立てて非難できない」と表現した素朴な人柄がにじみ出た。
 「悪意の殺人には限度がある。善意の殺人には限度がない」。素朴な人柄の“善人”ですら、殺戮(さつりく)に駆り立てるカルトの恐ろしさを改めて実感した。

 「アレフ」「ひかりの輪」などオウム後継団体の信者からは、現在も連絡があり、話を聞いている。そこには、「先生はうまいことポアされなくて、残念でしたね」と無邪気に笑いかけてくる若者たちの姿がある。事件前同様、カルトにのめり込む若者たち…。
 「麻原を信じる人間がただの一人もいなくなるまで、自分の戦いは終わらない」。天国の友に思いを馳せ、決意を繰り返す。(時吉達也)

 ■洗脳と脱会信者支援 オウム真理教のようなカルト教団の中では、信者らは「洗脳」あるいは「マインドコントロール」といった状態になり、正常な判断能力を失う。そのため、脱会活動や脱会した信者らには手厚いケアが必要となる。平成7年の強制捜査以降、脱会者は急増。信者の親などで組織される「オウム真理教家族の会(旧被害者の会)」や、元信者が相互カウンセリングをする中で完全な脱却を図る「カナリヤの会」、カウンセラーや宗教学者らによる「日本脱カルト研究会(現協会)」などが支援や情報交換をしている。
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