2011/7/9

お墓にひなんします  大地震・原発・基地

お墓にひなんします
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◇女性が家族に宛てた遺書の全文(原文のまま。人名は伏せ)
 このたび3月11日のじしんとつなみでたいへんなのに 原発事故でちかくの人達がひなんめいれいで 3月18日家のかぞくも群馬の方につれてゆかれました 私は相馬市の娘○○(名前)いるので3月17日にひなんさせられました たいちょうくずし入院させられてけんこうになり2ケ月位せわになり 5月3日家に帰った ひとりで一ケ月位いた 毎日テレビで原発のニュースみてるといつよくなるかわからないやうだ またひなんするやうになったら老人はあしでまといになるから 家の家ぞくは6月6日に帰ってきましたので私も安心しました 毎日原発のことばかりでいきたここちしません こうするよりしかたありません さようなら 私はお墓にひなんします ごめんなさい
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福島県南相馬市の緊急時避難準備区域に住む93歳の女性
事故のために一時は家族や故郷と離れて暮らす
原町区の静かな水田地帯で代々続く田畑を守り、震災時は長男と妻、孫2人の5人で暮らし
以前から足が弱って手押し車を押していたが、家事は何でもこなし、日記も
一家も3月17日、原発から約22キロの自宅を離れ、相馬市の次女の嫁ぎ先へ身を寄せた
翌日、長男夫婦と孫は群馬県片品村の民宿。ばあちゃんは無理
4月後半、体調を崩して2週間入院。退院後も「家に帰りたい」と
5月3日、南相馬の自宅に
たびたび電話しては「早く帰ってこお(来い)」と寂しさ
長男たちが自宅に戻ったのは6月6日。
「また避難するかもしれない。今度は一緒に行こう」と言うと、女性は言葉少な
住み慣れた家で、一家そろっての生活に戻った約2週間後の22日、庭で首をつっていた。
長男夫婦「おばあちゃんが自ら命を絶った意味を、しっかりと伝えてください」
【神保圭作、井上英介】-2011年7月9日 2時32分 毎日新聞より抄本−毎日新聞様、一部転載のことご容赦を。
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福島の野菜農家が自殺 摂取制限指示に「もうだめだ」
 福島県須賀川市で3月24日朝、野菜農家の男性(64)が自宅の敷地内で首をつり、自ら命を絶った。福島第一原発の事故の影響で、政府が一部の福島県産野菜について「摂取制限」の指示を出した翌日だった。震災の被害に落胆しながらも、育てたキャベツの出荷に意欲をみせていたという男性。
遺族は「原発に殺された」と悔しさを募らせる。
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原発さえなければ」酪農家が自殺 福島
 相馬市で6月11日、酪農を営んでいた50歳代の男性が自宅近くの作業小屋で自殺しているのを、訪ねてきたJAの職員が見つけた。男性の牛舎の黒板などには「原発さえなければ」「仕事をする気力をなくした」などと記されていた。また、他の酪農家に対して「原発に負けないで頑張ってください」とつづられていた。
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福島県内 自殺者2割増 4〜6月−7月9日毎日新聞−警察庁速報
4〜6月の福島県内での自殺者は160人。昨年同期と比べ岩手県(105人)、宮城県(130人)が減ったのに対し、福島は約2割増えている。飯舘村では4月12日に家族と避難の話し合いをしていた102歳の男性が自殺。今月1日には川俣町の計画的避難区域で一時帰宅中の58歳女性が焼身自殺したとみられるなど、避難にかかわる例が目立つ。
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福島第一原発事故が原因、という外はない。
「小じっかりと生活してきた人」の1つ1つの命が、失われていく。


大震災に加え、原発事故。避難生活がいつまでなのか確かに示せない。放射性物質の汚染、事故の収束も実は見られない。「明日の方が良くなるだろう」ではなく「ますます悪くなるだろう、辛くなるだろう」と感じてしまうだろう、否定もできない。

・原発推進政策を取って来た日本の歴代政府が、
・もともと裁判も批判もあったのに「想定」を甘くしてきた東電が、
・東電の電気をのうのうと使ってきた自分たちが、
殺したようなものではなかろうか。

もっともっと、避難への援助、温かさ、早期の多額の仮払い補償、30キロ圏外も含めて避難の援助など制度を作るべき、東電に対応させるべき。

東電の破綻処理−少なくとも
・歴代経営陣の責任追及、大幅カット、
・株はゼロに、
・3.11以前の銀行など債権カット
−は当たり前。その上で、
東電管内の電気料金が高くされるのも補償のためなら了解すべき。


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