2010/9/10

巨星墜つ−阿部三郎先生死去  日常のこと

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 阿部先生が亡くなってしまった。「先生」と書くのは、私あまりしないのだが、まさに「先生」以外の表現ができない方です。巨星だった。

オウム真理教の破産管財の関係で、実にお世話になって来た。未だオウム集団からの現実的な恐怖がある中、管財人に就任して下さった。24時間警備がつき、不便でおられたが我慢して下さった。

阿部先生がいなければ、オウムに関する先例のない3つの特別法−破産だが税金などへの配当は劣後させる、否認権行使の2年時効を完成後なのに復活させる、オウム集団の財産が破産者オウム真理教から流出したと推定させる、そして国が外部被害者につき、限度があるが被害立替給付をする−など、できなかっただろう。
(なお、団体規制法は官側からの要請です)

被害者も被害対策弁護団らがんばったけれど、阿部先生の実力をもってしなければ、実現できなかっただろう。

阿部先生は、法律制定のために、先日閉鎖したばかりの旧い各議員会館の各部屋を回り、遥かに年下の、自分が指導すべき立場の議員らに説いて回って下さった。もちろん、人間関係を持つ有力議員への説得活動を、次々とした下さった。既に80歳前後となっておられたのに、実に頭が下がった。

その謦咳に何度も接することができたのこと、ありがたかった。
破産終結後、お礼でメモリアルの盾を贈呈できたのが、唯一まともにできたお礼だった。

オウムの債権者集会での、私の幾つかの、うるさい提案も受け入れてくれた。これからのオウム対策に役立つだろう。

人は必ず死ぬ、とはそのとおり。だが、もっともっと生きていて欲しかったと思う方もある。

願わくば、オウム真理教が完全に無くなるのを見届けてもらいたかった。

>8日、心不全で死去、84歳。
「お別れの会」は
>10月14日午後2時から
>東京都港区南青山2の33の20の青山葬儀所で。
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