2010/3/29

警察庁長官銃撃-殺人未遂事件  カルト・宗教・犯罪

1995.3.30、
あれは、地下鉄サリンに続き、別の意味で、途方もない衝撃だった。


なんなんだあ、警察組織はバカったれか、
恐怖!と背筋を冷やしたものだった。
・3月20日の地下鉄サリン
・その前の「もう戦いは始まっているんだ」というオウムチラシ
・22日から始まった(大阪ではなんと19日から別件で始めていた)強制捜査の中

なんで、長官が撃たれるの!何やっている!
私の事務所と自宅さえ、24時間警備されていたのに、長官の所は警備してないの!
(追加-私の所さえ、警察は4方向に向けた録画機能付カメラを設置していたのに、長官の所は何も監視カメラがなかったの?)
警察は真実、事態の緊急性・重大性が分かっているの!

と思ったものです。


で、書いておきたいこと。

1―公訴時効は確かに一応成立するが、完全な成立ではない。
というのは
第1に、被告人となる人が外国にいる時期があったならばその間は停止するから。

第2は、時効制度はそののち長くはなった。がさかのぼる制度になっていない。だが今後、仮に銃など使った殺人・殺人未遂はいったん時効が完成したものまで含めて遡るとでも法改正されたならば時効は障害にならないことなるのだから。
(まあ時効完成したものまで遡るのは困難かなあ、憲法上は可能だと考えるが)。

2―周辺の状況からはまさにオウム。
というのは、
第1に、オウムが国家権力と戦争をしていた時期。

第2に、これは警視総監で言っているが麻原の、殺人予告のような1月の説法。

第3に、不確かに過ぎるが、後に早川被告らを近辺で見たとか、事件数時間後、3人が声高にホテルで話していたとの目撃、

第4に、現場にあったバッジだったか韓国通貨だったかの一つから、教団信者のDNAが出ているというお話(これについては私はたとえ鑑定でそうなっていたとして、鑑定依頼時期が相当に遅くなったと思われ、警察のデツチあげと言われれば否定しきれないと考える)

3―オウム真理教信者の元巡査長を絡めたオウム真理教関連説は、下記根拠に拠る。
第1に、その供述。
第2に、事件当日に着ていたコートに拳銃を発射した際にできる「溶融穴」があり、 「事件で使われた銃弾の火薬成分と矛盾しない」とかメガネ付着物が類似とか?
第3に、銃撃のそれなりの能力―警官だからまあなくはなかろうが、具体的にはどうなの?

4―しかし、それも破綻してしまい、これが仮に真実だとしても、下記のことでむしろ障害が大きくなってしまった。
第1に、警察が苫米地英人氏に依頼し、その催眠手法が施されることにより、ましてそれにつき苫米地氏がテレビ取材を受けて本人証言を含めてテレビ報道されるという、実にしょもない事態となり、信用性を実に低くしてしまった

第2に、元巡査長の話が、第1の影響もあるのだろう、フラフラと余りに変わってしまった。

第3に、早川被告が、坂本弁護士一家殺人事件で死刑確定となっているのに、今更嘘をつく理由があろうか、という課題。

5―で、4については、警備公安部が主軸だったことの影響だと思う。
まず、刑事警察だったら、苫米地さんのような危うい人に依頼しない。
3月22日以降、刑事警察部署は次々と捜査すべきオウム事件があり、とても人数が足りないこと、長官相手だったことから、警備公安部が担当することとなったのでした。

第1に、オウムになんら潜入しておらず、かといって刑事警察から信者リストさえなんかもららえなかったのか、その直後、私に自動車、信者名簿などをもらいに来るという体たらく。

第2に、巡査長が1996年5月までには供述しているのに、1996年10月になって、銃の捨て先とした神田川の捜索をするなどという遅滞。54日間したのだが。

第3に、2004年7月になって、3人を逮捕し供述を得ようと努力したのだが、もちろん得られない体たらく。そりゃ、真実だったとしてももはや話すはずがない心理的状況の時期のはず。

6―だからと言って、刑事警察の方が設定する、東大卒の?警察権力を敵視して銃による事件を続けてきた当時壮年男性(後に別件で受刑)、というのも信用性が低いように思う。
第1に、当たりやすい銃だということだとしても、それなりの距離から4発中3発が当たったという能力の高さ。しかも2発目からは倒れたまたは倒れつつある長官にあてなければならない。それ以外の事件との比較で見て、そこまでの腕があるとは思えない。

第2に、自分がやったと供述していても、細部になれば供述拒否ないし矛盾しているという実態。

第3に、本人の自己顕示欲の強さ。戦ったとして著名になりたいだけとも感じる。

第4に、この人がしたとすれば、3月22日のオウムへの強制捜査の後に、オウムの戦いに感動して?することとした、というものと思われるが、8日間程度では準備に足りるはずがないと思う。

7―しかし、状況証拠はオウム真理教
第1に、早川被告は確かに、関係していないと言っている。私も面会して聞いた。立会人がいる場所ではあるが完全否定です。今更滝本さんまで聞かないで、と。
だが、嘘をつくとすれば、1つだけ理由がある。―これ以上、他の元信者つまり法友につき、刑事処罰を受けさせたくないということ―です。

第2に、早川被告が北朝鮮に13回?ほど言っているという裏付けがあるなどと聞くが、それは私に対しても否定しているところ、仮にその裏付けが正しければ、まだ重要な所で嘘をついているということではある。
(しかしなあ、パスポートに書いてあるとか言う人もいたが、外交関係がない以上北朝鮮が描くはずはないし、それ以外の裏付けってロシアの実はあてにならない元KGBぐらいではないか―私もとある情報を10万円で貰ったものです、送金が難しかった―、と。)

第3に、北朝鮮のバッジがあった、などというわざとらしいやり方は、オウム的。
(だがなあ、オウムが坂本事件でオウムバッジがあったことがかえって、そんなものをつけてするはずがないではないかと麻原弁明に使われたことからすれば、今回も置くならオウムバッジではなかろうか、とも思われる)

第4に、逃亡している平田信は確かに銃の能力がある。
(だがなぁ、銃の種類があまりに違うようですし、平田は、ロシアのスペツナズで他の信者ともども訓練した時は、他の何らかより当たった数が少ないと聞いている。何発中何発だったか、聞き取り書きを探してひっくり返せばあろうが、ともかく下手だった、とのこと)

第5に、事件の1時間後、ある教団中堅の男性幹部が次のターゲットに警視総監らの名前を挙げ教団への捜査をやめるよう脅迫したとのこと

8―で、私は、2つの可能性が余り報道されていないと感じる

第1は、麻原が、まさに銃のプロらに依頼した可能性。
直接の依頼は、ロシアに関係する大幹部の数人のうちの誰かか、となる。村井刺殺事件の裏に何があるのか、のと同様、まさにシークレットワークの極地。
このことでは、どの程度信頼性があるのか分からないが一度は報道された3月30日の直前に来日し、直後にロシアに帰っていったロシア人がいたということが気になる。

(だがなぁ、オウムは、サリンにしても、薬物にしても、ともかく自分の所で作るという原理があったことがもう分かっているから、違う感じなんだよなぁ、とは思う。それから、ロシアの自転車は日本のとは違うんでないかい、と思う。オランダでだったか、ブレーキのかけ方が違っていて参りましたです)

第2に、北朝鮮政府、その工作員という可能性。
・キムイルソンバッジでしたか、それがあった。これは坂本事件の時に中川被告が麻原とつながっていたいからプルシャバッジを付けていたのち同じく、王様に忠誠を尽くして心底信じているならば付けたまま銃撃していてもおかしくないからです。
・北朝鮮の工作員ならば、その中にこの銃撃能力がある人がいても、また日本の自転車に慣れていてもおかしくない。
・仮に、早川被告が北朝鮮に行っていることが確かならば、北朝鮮がオウムの日本攻撃と呼応してもおかしくない、と。

(なお、麻原の親が朝鮮民族出身だとかいうのは、しょもない人が出した偽りの情報です。そのお父さんが、当時日本に併合されていた朝鮮半島で、日本から行っていた日本人の子として生まれただけです。)

結局、今の所、分からないことです。
一度は整理しようと思って書いたものです。


ともかくも、真偽を確かめるために、まずは平田信―ポーシャさん―が逮捕されないと。出てこないと、いつまでもこのことでも疑われます。

ともかく、国松警察長長官は、亡くなられないで良かった。
もし亡くなっていたら、オウムに日本政府が負けたようなものですから。


もちろん、もっと早く、少なくとも地下鉄サリン事件の前に、可能なこととしては假谷さん拉致事件の直後に、また松本サリン事件の前に、強制捜査が入るべきだったが。また、公安警察は潜入しておくべきだったが。
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