2008/8/25

集会と本−強くお勧め  他の本など紹介

「収容所に 生まれた僕は 愛を知らない」−申東赫著
−ハードカバー: 296ページ
−出版社: ベストセラーズ (2008/3/15)
−1600円と税金
−申東赫 (著), 李洋秀 (翻訳)

うーん、凄い本です、この本。北朝鮮の強制収容所、特に完全統制区域という所のこと、まだまだ時に報道されるだけ。

そこに生まれた著者
−「愛」というより「愛という言葉さえも」を知らなかったんだ。
こんな経験をしてきた、たった一人の脱北者。その証言を聞くべき。

ソ連のソリュジェニツィンが書いた収容所には、大人だけ収容されたのではなかったか。奴隷以下、まさに家畜にされていたというべきできなかろうか。否、家畜とて、簡単に死んでは困るから買主は大切にする。家畜以下にされていたというべきだと思う。

改めてその残虐さを知った。

それから、数百人、数千人ではなく、合計数十万人がこのような生活をさせられているという実感を得ることができた。
驚いたのが、チュチェ思想の教育や、金日成や金成日のカリスマ教育!なんていうものも全くなかったこと。写真も飾っていないこと。
あったのは国語と算数だけ。まさに家畜扱いではないか。これはまさに驚き。


今も進行形の人権侵害、ひどいものです。
仮に飛行機で行けば、2時間そこそこの場所のことです。
拉致事件と同じく、今も人権がひどく侵害され続けている。

それに目をつぶることなぞ、許されない。
今、「人権を気にしています」と運動している人、団体は、これを知らない振りをしたままでいい筈がない。
そんなことでは、北朝鮮が崩壊した後、あまりの恥ずかしさを知るだろう。

過去、日本の「知識人」などの多くが、ソ連が崩壊の過程で過去、酷く大量の虐殺、民族の強制移住、人権侵害があったことが明らかになり、実に恥をかいた。その結果、影響力も実に低下した。当たり前である。無責任だから。

多くの人が読んでほしいなぁ、と強く強く思う。

-----
この著者が10月、日本に来られます。
「北朝鮮の拉致・人権問題に取り組む法律家の会」主催の、講演会を開きます。
どうぞ、ご参加くださいませ。


日時−10月23日木曜日、会場は午後5時30分、開会午後6時
場所−東京の弁護士会館(予定)
−東京からは丸の内線で5分、地下鉄霞ヶ関駅B1出口のところ
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ