2008/8/20

自分の卵子と自分の精子  憲法・社会・官僚・人権

代理出産についてですが。

あの、賛成する方々、向井さんを初め特に女性の多くは
「自分の大好きな人に赤ちゃんを抱かせてあげたい」
なんていう言葉が出ているので、一言。

それは表現において間違いでしょ。
「自分の大好きな人に自分の遺伝子も持つ赤ちゃんを抱かせてあげたい」
でしょ、と。

そして、卵子提供をする妻側で考えるばかりで、妊娠・出産する側の(特には複数懐胎だったり帝王切開に至ったり)その妻の親だったり姉妹だったり、義姉妹だったり(あの−代理出産が許されるようになったら、近親からそんな圧力がかかることともなるのです)、お金がなくて代理出産を請け負う側であったり、それで一家の命を維持しようとする貧困の国の貧困層である立場になっての考えを、あまりしない。
実に不思議、不思議。

あのー、男の既に数十万人は、自らの精子が少なかったり運動能力がない場合に、他の男の人の精子を使って、妻の卵子・子宮にて生まれ、そして、自分の子どもとして育てています。もう最初の子どもは60歳ぐらいになるのでは?
つまり、
「自分の大好きな人に(自分の遺伝子でなくとも)赤ちゃんを抱かせてあげたい」
を実践してきています。

出産という危険な事業を、他の人、
それが姉妹であれ、母であれ、金銭を使った他人であれ、ボランティアであれ、
いま現在の自分の命が危ないというのではないのに、
どうして負担させられる気持ちになるのか、不思議です。

ああ、それから、代理出産が合法となった場合、
まだ卵子を取る事はできるが妊娠出産は困難という高齢女性と、男性とが結婚した場合も、代理出産でされていくようになるでしょうね。数百万円のお金で片がつくならば、インドでもどこでも生んでもらえれば楽ですし、ホルモン調整しての高齢出産よりははるかに安全。数年間努力したが妊娠しないから、と理由はいくらでも付けられる。

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以下は、少し下の記事に私がコメントしたものの一部訂正したアップです。

まあ規制する法律、処罰規定のある法律というのは、世の中には非常識な人もいるんだ、ということを前提に作るものです。非常識な人は、比率は少なかろうと、数的には多く居るのです。

代理出産は、
1−愛し合う夫婦間で、ただ子宮がないだけが障害となっている場合に、
2−全くの無償で、精神的にも安定している出産も安全にできる蓋然性の高い若い女性が、命をかけたボランティア精神のみでされるはずだ、

などと考えて是非を論じるならば、全く空想だと。

既に多くされるようになってきた、人工授精でしたか顕微鏡受精などでも、それ以前の数年間にちゃんと男女関係、それも工夫してした夫婦のみがしていると思ったら間違いで、
実態としては、ろくに男女関係を持っていない夫婦間で、子どもを早く作るためとして女性に大変痛いと聞く採卵の負担させてされることもある、という実態。
そりゃ、いったん合法となれば、そうなっていきます。高齢になる前に妊娠した方がよい、なんて言う言い方もあってね。病院としては保険外でもありましょうし。
それでも、その子は間違いなく夫婦の間の子であり、母は出産を他に任せるのでもないから、まだなんとか。
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