2007/11/20

カルト事件の世紀  カルト・宗教・犯罪

私は、21世紀は、カルト事件の世紀だと思っています。

20世紀は国家間戦争、軍事同盟間の戦争の世紀でした。
が、基本的には「国益」というか、自らの経済的利益で動く正常人たる国家指導者にとって、軍事技術が発展しすぎてしまったとき、そんな形の戦争はむしろ自らの損失にもなった。
戦争の形で残るのは、局地戦争や内乱に止まるだろうと考えます。

で、人を直視すれば、人はとてもすばらしいことをする一方で、途方もなくおぞましい存在であり、かつ狂気を持つ、と。狂気は、人間が神様でない以上、また逆に神様になろうとする、なれるはずとする有害無益な努力と本性を持つ以上、一定程度は必然的に発生すると思います。

で、国家ならずとも、資力を持ちえる時代、お金を主義・主張や宗教がらみなどで実は容易に集められる時代に、狂気の事件は大規模に起こる、と。

で、昔からの日本では著名な「バチ打ちでの傷害致死事件」の類に止まらず、軍事技術も低廉・身近になった以上、大量の集団自殺・殺人も、外部への殺人も可能になった、と。

20世紀は、国家がカルト化したとき−ナチスに支配されたドイツ、スターリニズム、今の北朝鮮−途方もない悲劇が起きたが、21世紀には、グローバル化により国家自体はそうはカルト化しない。国家自決権自体がなくなっていくのだから。

で、100人以下での事件は次々とあろうし、数万人も、または数百万人も殺そうとするカルト集団が、21世紀には出るのだろうと考えます。

オウム集団のサリン製造・使用は、その嚆矢なんだろう、と。

以下、転載
−記事を賞賛し宣伝しますので、転載につきご容赦を。
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http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-28928220071116
ロシアのカルト集団、地球滅亡の日を待つとして洞穴に潜伏
2007年 11月 16日 14:19 JST
ロシアで、カルト集団のメンバー少なくとも30人が、地球滅亡の日を待つためとして人里離れた洞穴にバリケードを張って身を隠し、警察が介入すれば自殺すると主張している。当局者やメディアが15日伝えた。
地元検察当局者は、ロイターの電話取材に対し「(彼らは)入り口をふさいで出てくるのを拒み、ガスタンクを爆発させて自爆すると脅している」と語った。
現場はロシア中央部ペンザ州にある雪に覆われた丘陵斜面。メンバーには大人29人と子供4人が含まれ、同州の警察スポークスマンによると、今月7日から洞穴に入っているという。
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http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2312050/2354244
アルゼンチンの猟奇的少年殺害事件、カルト教団の犯行か
【11月15日 AFP】アルゼンチンのコリエンテス(Corrientes )州検察当局は14日、同州北東部で2006年に発生したホームレス少年の猟奇的殺害事件はカルト教団の犯行によるものとのみて、同教団の信者らに対する捜査を行っていることを明らかにした。
 グスタボ・シュミット(Gustavo Schmitt)主任検察官がAFPに対し語ったところによると、殺害されたのは宗教画などを売って生計をたてていたホームレスの少年、ラモン・イグナシオ・ゴンザレス(Ramon Ignacio Gonzalez)くん(当時12)。2006年10月、ブエノスアイレス(Buenos Aires)北方700キロにある同州北東部の都市、メルセデス(Mercedes)で、遺体となって発見された。
 遺体からはすべての皮膚がはがされていたほか、舌、のど、脊椎などが持ち去られていた。また、性的暴行や拷問を受けた痕跡があり、生きたまま斬首されたものとみられる状態だった。
 ゴンザレスくんの友人だった14歳の少女が、警察に「カルト教団が神々への生けにえとしてゴンザレスくんを殺した」と証言したことから、捜査当局は容疑者としてカルト教団の信者6人の身元を割り出し、現在、追跡中だという。また、実行犯6人のほかにもゴンザレスくんの殺害を指示し謝礼を支払ったとみられる「教祖」がいるとみている。
 同教団は、アルゼンチンのカルト教団「Argentine San La Muerte (聖なる死)」やアフリカ系ブラジルのカルト集団など、さまざまなカルト集団の特異な儀礼を寄せ集めた教団で、ゴンザレスくんは宗教儀式の中で殺害されたものとみられる。
 同検察官は、2005年にメルセデスの路上で新生児の撲殺遺体が発見された事件についても、同カルト教団に関連があるとみて捜査する見込みだという。新生児の遺体からは骨数本が持ち去られていた。犠牲となった新生児の親は見つかっていない。(c)AFP
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