2006/2/21

鑑定−経過を知ると言うこと  カルト・宗教・犯罪

読売新聞抄本

>鑑定書の全容が21日、明らかになった。弁護人が公開

>西山鑑定は、松本被告の言動から、精神状況を3期に分けて詳細に検討

>幹部被告の「裏切り」で激しく動揺した後
>裁判からの逃避願望から空想話や奇行を繰り返し
>最終的に沈黙に至ったとし

「訴訟能力はある」と結論づけている。

◆動揺◆
>松本被告に変化が生じたのは1996年10月の教団元幹部・井上嘉浩被告(36)(2審・死刑、上告中)の証人尋問。

>尋問を中止させようとしたが失敗。
>拘置所に戻った松本被告は、「おれの弟子は……」と泣き叫び、「くそー」と叫びながらチーズを独房内の壁に投げつけ、朝まで弟子の名前を挙げる独り言が断続的

>「裁判上の危機に直面して現れた興奮状態」と指摘。
>「精神病的要素はなく、強い幻滅や怒りによるもので、利害を熟慮している」と判断

◆空想と作話◆
>97年3月ごろから、空想話をしたり、独り言を繰り返し
>拘置所職員に「私の人生に幕を閉じたい。青酸カリを下さい」「心臓が止まっています。止まっていても生きているんです」など

>手づかみで食事をしたり、尿を飲んだりする奇行

>「自分の公判では不規則発言を繰り返すが、元弟子の公判での証言は多弁。立場によって使い分けている」と指摘

>空想話や独り言は、精神病の兆候である妄想ではないと判断

◆沈黙◆
>97年7月以降は、独房内での独り言以外には、ほとんど言葉を発しなくなり
>01年3月からは失禁でオムツを常用
>それでも04年2月27日、東京地裁で死刑判決を言い渡された日には、拘置所に帰った後、「なぜなんだ、ちくしょう」と叫んだり、夜間に布団の中で「うん、うん」とうなったり、笑い声を発したり

>04年10月の運動中には、野球の投球動作を3回行い
>「甲子園の優勝投手だ」と話した。

>最近の松本被告について、会話などは自発的に行うことはないのに、食事などは介助をほとんど受けず自分でしていることに着目。

>「意思発動に偏りがあるのは不自然で、沈黙は裁判からの逃避願望で説明できる。黙秘で戦うのが96年以降の被告の決心」と結論づけた。

弁護人の意見書期限は3月15日まで
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西山先生は、経過をよく見られたんですね。
それが正しい判断。
実にまったくもう、説得力がしっかりある。

(麻原さんは実は野球が好き。来世は「巨人軍のエース」だとか。
オウムを作り始めた頃には、キャッチボールしかできなくなり、後に柔道だけになってしまったことは同情−下記の手記84を参照−
http://www.cnet-sc.ne.jp/canarium/shuki/3-8.htm

詐病であるかどうかは、その「症状発生の状況」をよく調べることが大切なこと。

それを一切無視して、弁護団のように言って世論工作をしてきても、通るものではない。

もともと、ご家族や病院などで、本当のそんな状態の人を知る人は、彼の詐病がよく分かるだろう。

私も、それなりに、本当の人格崩壊、精神障害の重いところ、また知的障害の重い状態を、知っている。

一番簡単な鑑定は、実は食事を1−2日出さなければいいのだけれど、それはできないんですよね。
もししたら、情けないくらい正常になるでしょう、彼は食いしんぼうだもん。
確かに食事を数日できないアンダグラウンドサマディも、自分はできないもの。

弁護団は、いくら面会しても意思疎通ができない、なんて言っているが、当たり前のこと。

松本被告として、弁護人の力で死刑を避けられないことは、もう良く分っているのだから、自分で工夫するしかない、と。

本音で訴訟能力を疑う人は、松本被告の能力を侮っているというか知らないのだなぁ、と思う。

彼、極悪非道だし、自己愛性、反社会性、妄想性人格傷害だと言うほかないけれど、能力としては、たいしたものなんです。

最も情けなかったのは、判決の時、起立するのをひどくイヤイヤしたことかなぁ。実に情けなかった。

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ああ、1994年10月末か、電話したときに、「出られないといってます」とか言って、電話の横で怒っていたのにも情けなかった。
たかだか、相手方の弁護士一人なのに。

それもあって、「11月危機」とかで強制捜査対応の訓練をしていたね。

その数日の後が、私へのボツリヌス菌事件。
とある幹部が
「トキシンが出ていないから効果はないと思います」と言うに
「量を多くすれば下痢ぐらいするだろうが」と言ったとのこと。

のちに、脱会したその大幹部は謝りに来た。
当時は、尊師の力で効果が出るかもと思ったとのこと。笑い話。

草々
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