2005/10/27


本日の2つ目を、書いてしまおう。

本日付のを書いて、改めて思ったのだが、靖国神社への首相参拝の屁理屈より、2005.10.25閣議決定では、下記のことのほうが、後に影響を与えるだろう。

これじゃ、中国、韓国だけでなく、連合軍全体に弓を引くことになるではないか、これでは常任理事国なんていつまでもなれるはずもない。

国連憲章の敵国条項も本当に抜いてくれるのだろうか(日本だけ復活したりして)。

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「 (極東国際軍事裁判所やその他の連合国戦争犯罪法廷が科した)刑は、わが国の国内法に基づいて言い渡された刑ではない」と指摘。A、B、C各級の「戦犯」は、国内では戦争犯罪人とはいえない
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これでは日本が独立できた条約であるサンフランシスコ講和条約自体の否定に読めるよ。

そりゃ、その数年後、戦犯者について釈放して、との国会決議が殆ど全会一致で何度も通っているとどこかにあった。だが、だからといって「戦争犯罪人ではない」なんて確か言ってなかったと思う。
検索すると、下記にありますね。
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/senpannketugi.htm

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ヤバイナア、外交。

ああ、小泉首相の歴史的価値は、いろいろあっても、怖いもの知らずに北朝鮮に行き、拉致事件を解決の緒につけたこと。これは歴史に残る。

そして、人は自分の得意な場面でこそ決定的なミスをする、と。−どこかで聞いて名言だと思った
小泉首相は外交のこのところで、決定的なミスをしたのではないか、と心配っす。

閣議決定、もう少しまともな表現方法があっただろうに。
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2005/10/27

靖国神社−首相参拝  憲法・社会・官僚・人権

先にアクセスがやたら増えていたのは、大阪高裁の靖国神社参拝に絡む上訴いかん、違憲判決いかんをめぐるブログ「世に倦む日々」
http://critic2.exblog.jp/1577662/
というところの記述のなかのリンクからだろう、と分りました。

コメントしてくださって、ありがとうございます。

ああ、大阪高裁の判決に対して国側が、上訴できるかどうか、と言う観点では、あのブログ筆者は確かに間違っていますね。

ですが、大阪高裁判決は、判決理由でですが、もちろん「違憲判決」です(きわめて狭義に違憲判決の定義を言えば、薬事法違反事件とか、尊属殺条文不適用の違憲判決とかの主文に影響を与える場合のみを言うのでしょうが、通例の用語例ではない、と)

なお、その筆者は、靖国神社問題のとらえ方では、私のブログで「靖国神社」で検索すれば、幾つも出るように、私ととらえ方が似た感じだだと。

判例になったかどうかでは、東京高裁と大阪高裁とでは、判決理由が一応矛盾しますから、まあどちらも確実な判例にはなっていない、と言うべきでしょう。
ちなみに、「判例」というものの定義も争いがある感じですし、判例も変更することがあるものです。

結局、この問題については、最高裁が出て、初めて判例と堂々と言えることとなったのだ、と。

ただ、ここからが大切なのですが、判決理由の下記の通りの要点です。
・ 東京高裁は、私的参拝だから憲法違反ではない。
・ 大阪高裁は、公的参拝だから憲法違反だ。

言い換えれば、公的参拝としてしまうと違憲といわざるを得ないと言うのが判例になったのだ、と。
多分、この点では将来、最高裁もそうせざるを得ないだろうと。

で、先の首相の参拝は(なんともお、とどちら側にしても感じただろうと)、大阪高裁だけでなく、この2つの高裁判決を受けたための形式の変更だと思います。

ところが、内閣は、10月25日、公的参拝だが神道と言う宗教形式ともいい得ないから合憲だ、というような閣議決定をした、と。
(正確なのは首相官邸のサイトを見ても出ていない、困ったものだ、で下記のとおり)。
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「 (極東国際軍事裁判所やその他の連合国戦争犯罪法廷が科した)刑は、わが国の国内法に基づいて言い渡された刑ではない」と指摘。A、B、C各級の「戦犯」は、国内では戦争犯罪人とはいえない

 首相の靖国参拝に関し、「戦没者の追悼を目的とする参拝であることを公にするとともに、神道儀式によることなく、宗教上の目的によるものでないことが外観上も明らかである場合は、憲法二〇条三項の禁じる国の宗教的活動に当たることはない」との見解を改めて表明 」
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最高裁判決を来年又は再来年あたりに控えて、内閣が、ギリギリの政治的な戦いをしているの、というところかと。

日本の政教分離の規定は、国家神道と靖国神社があの無謀な戦争の精神的な支柱となったことからできたものです。

その憲法の趣旨からして、今回の内閣の態度はまったくもって酷いものだ、と思いますです。
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