2005/8/8


うーん、まあ良かった、と思います。

 郵政問題もさることながら、

・ あまりに幅広い刑法改正−共謀罪
−これさあ、テロ防止のためと言いながら、対象をそのような団体に限定する為の工夫をとんとしておらず、入る罪名も多すぎる。

 凶器準備集合罪などはすでにあるのですが、それらとて準備をしなければ成立しないものですから、法体系もメチャクチャになります。

 強盗や殺人については、予備罪があるのですが、一方で、何らの準備もしないで共謀罪で、刑罰もより重いこととなり、全くメチャクチャです。
 作るならば、制度趣旨から言っても対象団体を明確にしないとならないはず。難しい工夫ですが。

・ 実態を無視した障害者自立支援法の制定
−これさあ、予算の節約のための趣旨がきこえるんです。自立を工夫するならば、自立の為のホーム一つにしてもよりケアーが必要ですから本来、予算の節約にはならないものです。
 それが全く逆の発想ですから、福祉に逆行というほかない、と。

 「誰の支援も必要がない自立」を目指すなどというならば、実態を知らない、知らない振りの暴論ですし、酷いものだと。

 で、法律も成立していないのに、すでに法の制定があるという前提で、従前の制度での手続きがストップしてしまっていると言う関係者の話。
 全くひどいものだ。

・ もっとも人権侵害問題が多い法務省が管理主体となるという矛盾の人権擁護法案
−この法案の反対には、その他の関与してくる主体が問題なのではないか、と言う観点から反対する人が居るけれど、そちらの方はよく分からない。
 本質的な問題は、法務省がまともでないから作られるべき法なのに、その法務省が主体と言うのがまったくおかしい、と。

 ともかくも廃案になって、良かった、と。

 ああ、郵政改革にしても、無駄遣いの源であり監視できなかった「財政投融資」制度は、もう変わっていることを、なんでマスメディアはろくに書かないのだ、と不思議。
 まったくもうっ。

 なお。事件などを見て、郵便局の600万円限度だったかの簡易生命保険の、裕福層ではない国民に果たす役割は、実際に感じます。
 
 草々

 たのだから。
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2005/8/5

惰性で残っている人たち  カルト・宗教・犯罪

 こんなニュースがあったのですね。読売新聞、このところ優秀。

>オウム「福祉」に進出?女性幹部が児童養護施設を計画
>計画はすでに頓挫
>教団側は「教団とは完全に切り離した活動だった」と

>上祐史浩・教団代表(42)が今年5月、幹部信者を
>集めて福祉活動への取り組みの必要性を訴えていた

> 旅館を経営する男性のもとに昨年10月、女性信者が
>「福祉に関心がある。お会いしたい」と電話
> 男性が女性信者と会い、「親のいない子供たちに
>集団生活をしてもらう施設を運営したい」と考えを伝える
>と、女性信者は「一緒にやらせてほしい」など
>「友人に声をかければ(協力者を)10人ぐらい集められる」と
>自分と教団との関係は明かさなかったという。

>旅館の客室を子供部屋として活用することなど具体的な計画
>今年2月には、施設の設立母体となる組織の事務所用に
>同県内のビルの一室を借りる契約
>事務所の運営費の管理口座や電話回線

>女性信者が3月初旬、「(人集めが)うまくいかない」と
>計画は頓挫した。

>公安当局は、上祐代表の乗用車が、男性が経営する旅館
>の近くに止まっていたことを確認
>教団広報部は「女性信者が上祐代表に相談したり
>了承を得たりしたことはない」としている。

>上祐代表は今年5月、約70人の幹部信者に対して
>「介護問題などに取り組む必要がある」と訴え
>取材に、上祐代表は教団秘書室を通じて
>「教団が社会に受け入れられた後に社会貢献活動をする
>ことが望ましいと考えている」とコメント
(2005年8月2日14時37分 読売新聞)

1−
 うーん、そりゃオウム食程度と寝る所があれば、一ヶ月8000円で生活してくれるサマナがいるのだから、人手はある。

2−
 パソコン教室や、中野だったかヨガ教室とか、財政的にも、勧誘の面でも役に立たなくなったのかなあ、確かに新しく入る人はそういない。

3−
 上祐もどこかで説法しているのか。世田谷烏山に軟禁されているというよりは、あそこから出ると自分の拠点がなくなる、という感じで、偶に出るだけ、かなあ。んで、西荻での説法はさせてもらえない、と。ふーん、よく分からん。

 集団の特質、権力関係の所在を知るには、ヒト、モノ、カネと情報がどう管理され、動いているかを知ることが基本。どうなっているんでしょうね。

 8月セミナーはどうなるんでしょう。上祐さん、話せないままかなぁ。つまらなくない?
 上祐さんが出ればそれなりに金銭は集まると思いますがね。

 まさかまた、
・ 昔の血のイニシエーションは、尊師のエネルギーを感じたとか、
・ 5年以内に日本はメチャクチャになって(確かにいい方向とは思えないですが)、
・ そして尊師が戻ってこられる、

とかの説法ではないだろうねぇ。

 公園にキンヒン修行というか、ハイキング遊びに行くだけならば、罪はないのだが。
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2005/8/4

月刊 軍事研究  他の本など紹介

> 月刊 軍事研究
> 株式会社ジャパンミリタリーレビュー
> 930円

これ、時に買って読んでいる。うん、興味深いです。

(1995年3月20日、自衛隊に化学兵器除洗隊などを持っていたことで助けられたんですけれど、その1月から時に読むようになったです)

 8月号は、「国産による日本核弾頭開発計画」が一応特集。

 どこぞの知事のように気軽に「核武装を」なんてことを書く人はいない。ですが、北朝鮮が核実験でもすれば、日本の核武装論が再び出ることが明白なので、あらかじめ論じている。

 実に冷徹に、国益と言うか、軍事面での得失をふまえて、書いている。んで、何の得もない、数ヶ月で作れようが、計画すべきでない、という文章もあったりする。

 そうなんです「作れる」ということ、そう世界からは思われているし、それどころか日本は核兵器を持っていると考えている、非核三原則なんていうのがある、とは知らないし、嘘だと思っているのがむしろ世界の多くの人。

 原子力発電所がこれだけあってプルトニウムもあり、衛星を飛ばすに十分なロケットも国産で存在する。技術もある、数ヶ月で完成させられるだろう、というのは、核保有国と同じようなもの。
 だが、作るべきではないのだ、という自衛隊出身の論客などが書いてもいる。

 まあ、兵器オタクの話を聞くのは面白くはないのですが、
・ やはり軍事を知らずして国際情勢を語るのは良くないと思う。
・ 憲法9条にしても、私は改正反対なのですが、軍事を知らずして、語らずして反対し尽くそう、と言うのは間違いなんです。

 今なら北朝鮮や、中国とのことなど、自分なりどう考えるか、を説明できないのに、9条改正反対とだけ言うのは、説得力がない。
 ああ、この本では「北朝鮮の対日核攻撃はありえない」という文章もある。

 電車の中でじっと読んでいると、右翼の兵器オタクかと思われているのでは?なんて思ってしまうのだが。大切なこと。

(ああ、私、米海軍・海上自衛隊の厚木基地が近いので、飛行機の種別程度は少しはつきます。本物のバドワイザー150円は美味いものでもある)

 ああ、軍事ジャーナリストの神浦元彰氏の「日本軍事情報センター」サイトは下記です。大変参考になります。更新も多いし。

 氏は9条改正に反対していたと思う。「通販生活」あたりに出ていたかなぁ。そういうことが意外に知られていない、と思う。(タバコは今も吸っておられるのかなぁ)
 http://www.kamiura.com/index.html#MENU

 ではっ。
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2005/8/3

無い人からは取れない  日常のこと

うーん、これ。
以前から、一度は書こう思っていたのだが、忘れていたことです。

 これが大問題、というか常識でもある筈だが、知らない人も多いのが事実、と。

 なんか、財産も定期収入も無い人についても、裁判所が財産探しとか、働いているところを探してくれて、勝訴判決が確定すれば、自動的に回収してくれるというような期待を持っている人が多い。

 そんなことはありません。歴史的にも、世界的にも。
 (そんな「手元不如意の抗弁」が出るだろうに、取れそうも無いだろうに、簡単にそんな訴訟を受ける弁護士がいたら要注意、と。)

 取れないのに勝訴判決だけを得ても、何の意味も無い。「紙っぺらの判決」という。

で、
 貸したお金を取れずに、「泣き寝入りなんですね」
 騙し取られたお金を回収できずに、「泣き寝入りなんですね」
と言われる。
 うん、そうなんです。と答えるほか無い。

 なんで、そんなに簡単に貸すんだ、投資するんだ、相手を信用するんだ、といいたいこともしばしばあり。責めないようにしないといけないけれど、高すぎる授業料だったりして。

 で、更に払わなければならなくなる保証人になってなくて良かったですね、一桁多くなくて良かったですね、
 といって慰める外なし。

 今は、死んだときには6文銭しか持って行けないって言うけれど、なんて言ったりもする。

 世の中にはワルがいる、いい人も状況でワルにも異常にもなる、ということを、実感として知らない人が多すぎる気がする。

 まあ「騙すより騙される方がいい」なんて(簡単にそう言う人も居たりする、他人事なんでしょうね)、自分の立場になっても思えれば、それが良いのですが。
 

 あっ、それから
 「会社と代表者個人は別、どんな小さな会社でも会社として機能していれば、代表者個人の財産は会社への債権で押さえられない、もっとも銀行などが抵当や連帯保証人としてとっているだろうけれど」
 ということも大切。
 未だに、社長の個人財産を何とか押さえられないか、と言う人が居たりするので。

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2005/8/2


うーん、予定納税が終わったと思ったら、
今度は、市県民税、消費税。

冗談じゃないよなぁ、と感じる。
税金のために一般事件の仕事は、しているような感じ。

 税金は、泥棒も一時所得として支払うべきという面白いものではある。 で、思うに、凄く稼いでいて税金を多く払う人とか、それだけで「納税表彰」とか渡せばいいのではないかなぁと思う。

 そりゃ、悪いことをしてもうけている人はケシカランけれど、少なくない歌手やスポーツ選手とかまた企業家とか、それだけで勲章でもあげればやりがいがあるだろうに、と思う。そんなものかと。

−−−−−−−
エンジェル係数が高い。

 フランスは、大学まで学費がタダと聞く。それが本来だよなぁ、それで試験してレヴェルに達していなければ気軽に切るのがフランスのやり方とか。
 採点していて思うのだが、日本はやはり甘いのかも。

 「官」と「民」が画然と別れているフランスですが、
 「官」の「公僕」としての認識、民こそ主人公だという「民」の意識は、あそこの陪審制度、商業裁判所制度、労働裁判所制度などに、しっかり反映している。

 つまり、
・ 陪審では被告人こそが、堂々と無罪を主張して弁明していた
・ 商業裁判所はまあ日本で言えば商工会議所が裁判所を作っているようなもの、
・ 労働裁判所は労使双方がでている労働委員会がすなわち裁判所みたいなもの、

です。
・ で、行政裁判所は、コンセイユデタとか言ったが毎年数万件を処理している、まず行政不服審査とかでのチンタラではなし。

 どうなるんでしょうね、どうすべきなんでしょうか、日本の姿。
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