2016/2/16

本ブログ記載の懲戒請求  メディア・ネット

本ブログのオウム集団絡み記載の懲戒請求について

 2013年10月、実は、私のこのブログ記載の諸々につき、弁護士の品位を害しているとの懲戒請求がされていました。
 懲戒請求者は、山際永三氏、山中幸男氏及び浅野健一氏です。事件番号は、横浜弁護士会平成25年(綱)第130号です。
 これについては、2014年8月20日、懲戒委員会に付さない、との通知があり確定していました。遅くなりましたがここに報告します。

 これまで報告してこなかったのは、通例はそんな公表などしない、まして対象弁護士自身においてしない、またこの時期、別件で、統一協会がらみの事案で私への懲戒事案があって誤解を招くことから出すべきではない、と思われたからです。

 ですが、このブログに関して私が名誉棄損などしているとして請求されている事案、かつ私のライフワークになってしまったオウム集団絡みの事案であり、そして昨日付で記載したように統一協会がらみの懲戒請求事案も終結したことから、ここに公表します。

経過
2013.10.16付書面−懲戒請求の申立があった。
2013.12.20付書面−弁明書を提出した。
2014.08.06付議決書−綱紀委員会が、懲戒不相当として、懲戒委員会に回さない議決をした。
2014.08.20付通知21日着−同弁護士会会長から、懲戒委員会に付さないと通知があった。 
懲戒請求人は、日弁連に再審査の申立てをせず、このまま確定しました。

要旨は、下記のとおりです。なお、
・議決書では、当職と請求者以外は匿名化されているので、そのとおり記載します。
・懲戒請求者は公知の人ですから、名前を出します。
・日付は西暦に変換しました。
・URLは参考までに記載しました。
・懲戒請求の要旨と、議決書記載の判断要旨を内容を示します。


*********
横浜弁護士会綱紀委員会の議決要旨

委員会判断=(まず)「A関係の公知の事実、Aおよびその後継団体に関する事実は公共性が高い、対象弁護士ブログは被害者救済と被害の予防を目的とし公益性がある」


請求事実1
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20101212/archive
2010.12.12「A裁判と15年の変化−その4」は、教祖家族のプライバシー侵害。請求者の名前を呼び捨て。

→判断=請求者のうち2名はA営業のパソコン事業を受継した会社の代表者、現役信者を働かせている、給与振込先は教団が管理、その他2名がAのためにしてきた諸活動からして、記述は公共性が高い。その他の実名記載も公共性が高い、教祖の子の実名は記載しておらず「受忍義務があるようなプライバシー暴露」はない。

請求事実2
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20101212/archive
2010.12.12「同−その3」中「救援連絡センター」「A裁判対策協議会」世論工作などを記載し、皮相な分析、実名報道、について。

→判断=実名で記載されている者に関する記述は公共性が高い。

請求事実3
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20130301/archive
2013.3.1「備忘録−○○送検」は、横浜支部長に長くいたF(現在の幹部であり)につき、逮捕されたところ、実名と生年を記載し、坂本事件の容疑者のごとく記載して噂を流布、について。

→判断=記述全体をみれば、坂本事件の容疑者ではないと明確に表現している。

請求事実4
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20100906/archive
2010.9.6「H-2010年役員」は、Aの今の役員体制を、実名を記載。について。

→判断=合同会議構成員は、Hの幹部であり公共性が高い。

請求事実5
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20060628/archive
2006.6.28「お付の人名義で三女居住」として、居住地など示し、借入債務者Iの実名を記載し、憶測も記載、について。

→判断=三女は現在でも多大な影響、これに対する資金援助は公共性が高い。三女のプライバシー不当侵害にならないよう配慮している。

請求事実6
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20120307/archive
2012.3.7「昨日の裁判−感想と報告」は、刑事弁護を務めた被告人につき「S被告」としつつ、個人情報を記載しプライバシーを殊更に暴露、弁護士法23条違反、倫理にもとる。

→判断=同意を得て弁護活動の一環として記述しており何ら問題点なし。

請求事実7
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20120123/archive
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20131028/archive
2012.1.23「Kさんが利用される心配」とし、浅野教授につき余計な憶測を記載し、コメント欄に、他者が2012.1.26に記載したM事件に関する「殺人罪ではないにせよ、業務上過失致死罪は成立します」という名誉棄損の書き込みを、2013.10.28「元被告人に対するお詫び」と記載するとともに、削除するまで掲載を継続した。

→判断=M事件は無罪が確定。対象弁護士は長期間対策を行わなかったのであり、まったく問題がないとは言えない。しかし、管理者は常時チェックする義務は負わない。指摘があって始めて対応する義務が生じると考えられる。本件懲戒請求にて知ったのち、直ちに削除しかつ元被告人と浅野氏にブログ上で謝罪する記述を出しており、大きな問題はない。

判断=対象弁護士は、ブログ記載を全て真実であると述べる一方、請求者らは「どこが間違いであるかを説明するつもりは毛頭ない」としてあえて争わない。刑法上の名誉棄損にあたらない。実名記載や、「嫌がらせの噂話を振りま」いているという点も、記載の公共性、目的の公益性が認められ、真実性についても問題とされていない以上、弁護士の品位を害さない。「名誉棄損記載の放置」も品位を害さない。

判断=よって、請求には理由がない。

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