2010/9/9

傍目八目−民主党という部分社会  憲法・社会・官僚・人権

【▽傍目八目・▼岡目八目】
意味−人の碁をわきから見ていると、打っている人より八目も先まで手が読めるということから、第三者は当事者よりも情勢が客観的によく判断できるということ。

民主党での代表選をみるに、こんな言葉を思い出した。
有田さんはどうするのだろうか。
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/

小沢一郎氏につき、首相ではまずいと判断する理由を整理してみると、
小沢さんは、「法の支配」を軽視する傾向、そして独断専行かつ「目的のためには手段を選ばない」傾向が強いからまずい、
と判断するものです。

その集団の中に入れば、その論理があり、何より対象となる問題や人物に近いことによる、全体からみれば特別事情による判断をすることになる。それは時に正しいが、時にひどく魅力ある人物だった時など、途方もない間違いを犯すことになる。

それが、政治集団でなければ、やがて尻すぼみになるだけ、内部崩壊するだけ、中での悲劇があるだけ、外に被害を与えても限度がある。
カルト問題にもそんな所がある。古代帝国富士王朝ザインとか、秋田のなんとかキリストなどなど。内部で女性が裸となって、その陰部の下を男たちが通ったり、男女関係をインターネットに出していたりしても、哀しいばかり。

だが、それが政治集団であるとき、ましてその首領が日本国総理大臣なるものであるとき、強く言う外はない。間違った判断は、国民に経済的な苦しみを与える。政治は混乱し、外交関係に障害を与え、長期的にも国益に反するのだから。

小沢さんは、端的にいえば

1−権力好きであり、「目的のためには手段を選ばない」。
その時々の権力を維持するために、政党をつくりかえ続けてきた。その折々の自分の考えを表現するために。それが剛腕の証ではあろうが、同時に筋違いのことも厭わない方、だと思う。
最近でも、昨年の中国政府首脳が来日した時の天皇の政治利用など、端的なものです。

この調子で、首相という権力を与えるのはまず過ぎる、と。

2−法の支配を軽視し、「目的のためには手段を選ばない」
内閣法制局は必要ない、とまた言われたとのこと。なんと
民主党の政調会もなくすか、また形骸化させておくのでょう。

この部局は、自民党の自衛隊扱いにつき、9条との関係で海外出兵を止めてきた、大きな力でした。テクノクラートでしかないと言われるかもしれないが、憲法以下の法秩序の下で自民党でさえ好き勝手なできないようにしてきた部局です。

後に最高裁で違憲だとか言われても、例えば戦争は既に始まっていたりするのですから、遅いものです。提出する法律が憲法に違反しているかどうかを、政府与党に物申す部局であり、必要です。

小沢さんは、カエサルになりたいのかも、と思うが、時代があまりに違うと。
法の支配を軽視するのは、混乱をもたらす。

3−自分は正しい、という唯我独尊が強すぎる。
もちろん、政治家たるもの、ある程度はこの傾向が無くてはならないものでしょう。

ですが、人の話を所詮は聞いていない傾向が強すぎる、と思う。

4−自らの責任を総括せずに「君子豹変す」を平気でできる人でしょう。

沖縄県の普天間基地問題など、自ら幹事長であった時に鳩山総理大臣がコケタものです。それが、なんと自分は関係がなかったような顔をして、ぬけぬけと、菅政権の批判材料にする、信じがたいほどです。自分の責任を認めないひとなんでしょう。

小沢氏には、実は一環した政策などないと感じる。著書では、自衛隊の海外派兵につき、国連のお墨付きがあれば出兵できる、としているが、あっと言う間に、国連のお墨付きなど関係がなくなるでしょう。君子豹変は、怖すぎる。

5−そんなことだから、周囲の残るのは結局、イエスマンばかりとななる。小沢氏のこれまでの経緯からして、肯定できることでしょう。
彼が壊し屋、混乱期の権力を作る人の限りではそれで良いだろうが、その後に政治を実際に展開していく場面では、困るんです。つまり首領としては、剛腕などある筈がない。

ところが、そんなご本人の傾向から、逆に、民主党議員の少なくない方が幻惑されるのではかなわない。

国会議員たるものは、「権力」の恐ろしさとを知っておくべきだと思う。
・中国に何百人も議員を連れて行きたがる小沢さん、
・正月には多くの議員を集めて悦に入っている小沢さん、
・地元では明らかに利益誘導により選挙地盤を固めてきた小沢さん
・多くの議員との信義など構わず排除しイエスマンばかりが結局周りにいて、権力者をつくりかえて来た小沢さん

仮に近くに行けば魅力的な人だからとて、言うことのどこが信用できるのか。
国会議員たるもの、カルト指導者に幻惑されるような素朴な頭では、困るんです。


歴史に責任を持ってほしいです。
4



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