2005/12/18

伊那谷の食2  飯田線の旅

 ざざむし以上にポピュラーなのは「ハチの子」だろう。この蜂の子も「子」つまり幼虫だから基本的に芋虫だが、小さな缶を開けると、すでにサナギになってる奴や、成虫一歩手前と言った状況の奴まで、ごったに入っている。これもまた甘露煮状態で缶に詰まっている。が、ハチの巣からほじくり出した幼虫を、そのまま生で食べる躍り食いも行われている。ちなみに蜂の子の主食は蜂蜜だから、生の幼虫は甘いのだそうだ。
 で、蜂の子に関しては、意外に食用の範囲が広く、伊那谷以外に長野県南部地方に広く分布している。一つ山脈を越えたお隣の木曽谷でも、一般的に食べられている。飯田線沿線でよく見る「五平餅」の味噌だれの中に混ぜ込んで、遠火であぶって食べたりもするのだ。
 だいぶ以前に、NHKの「今日の料理」と言う30分の料理番組で、伊那谷のハチ料理を取り上げたことがあった。いったいどんな料理のバリエーションがあるのだろう??と期待を込めて、TVの前に正座して見たが・・・約25分間くらい、つまり番組全体の9割近くは、ハチを捕るおっさん達の映像で、最後の5分足らずに、そのおっさん達が捕った蜂の子をフライパンに放り込んで、醤油と砂糖で甘辛く炒める!という「料理」が紹介された。「何処が今日の料理やねん!!」と思わず関西弁でつっこみが入ってしまったのだった。
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