2016/1/30

田切駅冬掃除の旅5  飯田線の旅

 長時間停車した伊那大島を出て終点天竜峡駅に着いた。快適な各停特急列車の旅も2時間で終了だ。2時間もあったから朝ごはんも余裕で食べ終わった。

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 昨日も長停だった天竜峡に帰ってきた。373系はここで飯田に向かって折り返す。飯田からは本来の特急「伊那路」として再び南下してくるのだ。
 ここでも長停なのでホームに下りたり駅を出たりして周辺観光をするが・・・観光するといっては見たものの、正月明けだし、朝早いしで、駅周囲は閑散としている。

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 ます、折り返しの373系で北に帰る亀さんを見送る。見送られる方の亀さんがドアのところで万歳している。天竜峡は飯田線のちょうど真ん中あたりだけど、ここから南に抜けて豊橋から東海道本線で東京方面に行くより、北に戻って岡谷から中央線に乗って東京方面に行く方がはるかに時間がかからないのだ。

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 駅のホームから天竜川方向を見る。ここには2件の大きなホテルがあった。そのうち1件は僕らが飯田線に来始めた頃にはすでに廃業していたが、踏み切りすぐ脇のホテルは結構近年まで営業していて、温泉のお風呂に立ち寄り入浴が出来た。確か500円だった。どちらも取り壊されて、今では更地の駐車場になっている。

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 駅のあった大きな看板。「飯田線 秘境駅号発着駅 名勝 天竜峡」とあり、天竜川に沿った遊歩道の景勝が紹介されている。今では売りは「秘境駅号」だけになってしまったのだ。でも、秘境駅を一度に観光できる特別列車をこのまま走らせ続けたら、おそらくその駅は「秘境駅」ではなくなってしまうだろう。

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 改札を通って駅前に出た。写真左の地面にある跡にかつてはキヨスクと駅蕎麦があった。どちらも今はない。中央部のタクシーの真後ろのビルには蕎麦屋があったがだいぶ前から廃業している。その右のお土産物屋もやっていないが、時間が早いからか、あるいは営業そのものをしていないのか判断できなかった。この店はかつてはお土産物とベーカリーを併設していて、手作りサンドイッチが名物だったが、看板を見る限りパンはやめてしまったようだ。その右の路地を挟んで隣もお土産物屋だったが、こちらは明らかに廃業している。さらに、路地の奥に「平和軒」という食事屋があって、ローめんが食べられたが、そこもやっていないようだ。このように駅前はことごとく廃業・閉店で何もない。

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 唯一やっていたのが1つ前の写真のタクシーのフロントの後ろにある緑のテントの店、スーパーキクヤだけだ。昨日も開いてはいたが店番のおやじが不在で買えなかった店だ。今日はおやじもちゃんと店にいたので買い物が出来た。写真は店の前にある缶ジュースの保温庫。暖かいコーヒー100円もうれしいが、見てのとおり足部分は空き缶で高さを調整している。したがって、下にあるアイスクリームケースの蓋は開かないから、当然アイスは売っていない。

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 天竜川の方に歩いていくと路が整備されて定食屋が少し移転していた。移転前のこの店で何回か食事をしたことがある。

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 天竜川にかかる目立つアーチ鉄橋が天竜峡のシンボル「姑射橋」(こやばし)だ。橋を渡った先にあるこの建物は食堂やお土産物屋だったが、やはりやっていないようだ。

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 姑射橋から天竜川下流方向を見る。この川の両岸に遊歩道が整備されていて1周40分ほどで回れる。左河岸奥に写っている白い建物はホテル「龍峡停」ここはまだ営業しているが、1泊が基本18,000円からと高くて僕ら庶民には泊まれない。

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 最後にこの石碑は昭和36年に起こった大水害、通称「三六水害」の時の最高水位を記録したもの。ホテル解体時になくなったと思っていたが、このように残っていた。大雨でここの上流部が増水した際、天竜峡の岩盤で川幅が狭くなっている箇所がボトルネック、つまり天然のダムと化して水を堰き止めた結果、水位が異常に上がって付近一帯が水没した。当然飯田線も天竜峡のひとつ前の川路駅などが水没した。位置関係で遠近法が働いているので解りにくいが、後方に写っている姑射橋の橋面の少し下まで水位が上がったと、たしか平和軒のおばさんが言っていた。

 すっかり寂しくなった天竜峡での小休止も終わり、再び飯田線に乗り込んで南に向かう。
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